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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編―
官能リレー小説 - 二次創作

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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編― 28

これも前々から気にしていたのだが、最近になって箒は外で泊まることが多くなった。それも週に一日二日くらいならまだしも、ほとんど毎日のようにだ。
「この頃、お泊まりしてばかりだね。お友達でもできたの?」
「まあ、そんなところだ」
シャルの問いかけに目線を反らし、ポニーテールをうっすらと左右に揺らして答える箒。
箒は元々素直な人間だ。よって感情を顔に出しやすい。
その表情は明らかに、何かをごまかしてるように思えた。

(―――やっぱり本人に聞いてみよう)
シャルは気持ちを切り替えると、できるだけ真面目な面持ちを装い、箒に詰め寄る。
「ねぇ箒」
「なんだ?」
「何か、僕たちに隠してることってない?」
「………」
箒はしばし無言でいたかと思えば、そのまま歩きだし、シャルの横を通りすぎていく。
「ま、待ってよ、箒!」
「お前には関係ない。そのくせ易々と私のプライベートにまで踏み込まれても困る」
「ごっごめん…僕、そっそんなつもりじゃ…」
一気に去ろうとする箒に納得できないシャルは止めようとするのだが、
自分のプライベートに踏み込むなと厳しい顔と口調の箒に言われシャルは泣きそうになり謝ってしまう。
まさか、箒がここまで怒り出すとはシャルも予想外であった。

「すっすまん、少し言い過ぎた…」
「あらあら、お二人ともケンカはいけませんわぁ〜同じクラスメイトじゃありませんこと?」
「「セッセシリア!!」」
思わずキツイ口調で怒り出してしまった箒はシャルに言い過ぎたと謝ると。
そこへ、セシリアが現れてケンカは良くないと仲裁に入る。
「箒さんも、いささか口が過ぎますわよ。シャルロットさんは純粋に貴女を心配してらっしゃるというのに」
いきなり現れ、堂々と正論を述べるイギリス代表候補生を前に、さすがの箒も押し黙る。
セシリアは反省を示す箒の態度に満足したのか、にっこりと微笑んだ。
「さあ。何か言うべき言葉があるのでは?」
「……こちらが悪かった。すまない」
大人しく非を認め、箒は頭を下げた。
「ううん、こっちこそ――――え?」
ほっと息をついたシャルは、ふと静止する。目の先には深く頭を下げる箒のうなじ辺り。
その白い肌に赤い点がポツンと浮かんでいた。
虫にさされたような、赤い点が。
……あれは。

「そ、それじゃあ、私はこれで失礼する!」
申し訳程度の謝罪をすませ、箒は小走りに立ち去っていく。
シャルはその背を黙って見送った。
「はあ。最近の箒さんは落ち着きが足りませんわね。そう思いませんこと、シャルロットさん?」
「箒、変だよね?」
「変…? 別に変わりはありませんですの」
「……考えすぎかな?」
遠ざかる箒の背をながめつづけるのだった。
うなじの赤い跡の意味を心中で確認しつつ。得体の知れない不穏の迫りを感じて。

その真夜中。
白鳳院邸の一室。でんと鎮座するキングサイズのベッド。
本日も仕事をつつがなく終えた少年―――ショウは、そこでまたいつものように牝奴隷との乳繰り合いに興じていた。
「で? 首尾はどんな感じ?」
巨大ベッドの縁に腰掛け、寝巻き姿のショウは膝にのせた奴隷へと問いを投げる。
「バッチリですわ、ショウ様」
膝上をまたぐようにして座り、赤い扇情的な忍装束をまとったくノ一・不知火舞は「牝」の顔で主に受け答えた。
すでに一回交えたらしく、両者とも衣服が乱れている。舞に至っては乱れすぎて、今にも胸元から牝乳がこぼれそうなくらいだった。おまけに体も上気しており、息も荒い。
が、ショウはといえば完全に余裕。これだけで、ショウの絶倫ぶりがわかるというものだ、
「ふーん…。外国のお姉さんは初体験だから、楽しみだなぁ〜♪」
「楯無ちゃんが下準備を整えてます。明日にでもあの娘を連れてきましょう」
「ふふっ、よろしくね」
ショウはクスリと笑って、ふと手前の窓へと視線を向けた。
(明日はどうやってセシリアちゃんを可愛がろっかなぁ〜箒と同じく僕にメロメロにしてやるんだぁ〜今日は仕事を何時もより多く片付けたんだから)
窓をみながらショウは明日セシリアが来る事に楽しみで仕方なかった。
箒と同じくセシリアも自分の虜にしようとショウは心に決める。
実はショウはセシリアが来るために数日分の仕事を今日一日で片付けたのである。
全てはセシリアを堕として我が物にするためである。

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