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峰不二子人生最大の屈辱
官能リレー小説 - 二次創作

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峰不二子人生最大の屈辱 11

グラップは不二子に近付きお腹を擦ると不二子はグラップの手をはねのける。

不二子「触らないで!それより、あなたは私がこの会社を去るとき、あなたはこう言ったわよね?(君の方から僕のこと求め戻ってくる)って、あなたは私がここに来るのを分かっていたの?」
グラップ「ああ...もちろん。僕の知り合いの闇医者に聞いて妊娠していることは分かっていたからね。だから、もし君が、妊娠していることを知ったら真っ先にここに来ることは分かっていたよ。」
不二子「でも、どうして?私はあなたとセックスはしていないはずよ。」
グラップ「ハハハッ.....!」
グラップは急に大声で笑いだす。
不二子「何が可笑しいの?」
グラップ「ハハハッ.......。ご...ごめんよ。何も知らないなんてこの上ない幸せだもんね。でも残念...君は僕とセックスはしたんだよ。」
不二子「う....嘘よ...あ..あり得ないわ。だ、だって私はそんな記憶はないもの。」
不二子はグラップの言葉を受け入れることが出来なかった。自分はセックスをした記憶はないのに、グラップにはセックスしたと言われ混乱してしまう。
グラップ「分かるよ...混乱しているんだよね。だって君は、自分がセックスした記憶はないんだもんね。でも、これは事実なんだ。それにこうなることを望んだのは君なんだよ。それに、君が僕に、私を抱いてくださいって言ってきたから、僕はそれに答えただけだよ。」
不二子「わ...私が望んだ?私から抱いてくださいって言った?う...嘘よ。そんな証拠はないはずよ。」
不二子は、グラップに記憶がないことを次から次へとやったと言われるが、必死に否定している。

グラップ「残念ながら...証拠はあるんだよ。これを見てくれたまえ。」
グラップは、スーデルにビデオに録画させた映像を見せる。
不二子「ええっ!?これが...私?そんな...嘘よ。私がこんなこと言うわけないわ...それに私にこんな記憶はないもの。」
不二子は自分の運命を呪った。それもそうだ、自分は言った記憶もなければ、やった記憶もないのにその証拠がどんどん出てくるのだからだ。
グラップ「どうだい?分かったかい?君が望んだから、僕はやったんだよ。」
グラップは笑みを浮かべながら、自分の運命にショックを隠せないでいる不二子を見る。
不二子「ううう.....。そ...そんな...それじゃ..私は本当にこの人の子供を妊娠しているの....」
グラップ「それじゃ、妊娠も分かったことだし、僕と結婚しようか...不二子。」
不二子「そ...そんなの嫌よ。知らないうちに妊娠したんだから。」
グラップ「だったら、子供を諦めて流産するかい?でも、それは...君も辛いはずだ。」
その通りだ。知らないうちに妊娠していて出産するのも嫌だが、流産することも不二子にとっては辛いことだった。
グラップ「もし...断ったら。この映像を全国に流すことになるよ。それに、妊娠が分かった以上君はもう泥棒の仕事は出来ないからね。」
不二子「はあはあ....ぐぅぅ...ひ...卑怯者!!あなたは最低な男よ。」
グラップ「大丈夫かい?さあ、座るといいよ。」
グラップは不二子を椅子へと座らせる。
グラップ「ふふふん....最低か...でも君だって盗みのために僕の会社に忍び込んだんだからおあいこだろう。」
不二子「んぐぅぅ....た..確かに..そ...その通りよ。」
グラップ「分かったかい?君は僕の妻になる以外の運命はないんだ。」
不二子の頬に手をあて、頬を撫でる。

不二子「はあはあ....余裕だと思って油断していた私の完全なる敗北ね....まさか、こんなビデオがあるなんて屈辱的だわ。」
グラップ「ふふ...やはり、負けを認めるときの君も可愛いね。君の敗因はスーデルの依頼を受けたことだよ。」
グラップは不二子の唇を奪う。
不二子「ど...どういうこと。どうして...私がこうなったことにスーデルが関わっているの?」
グラップ「ハハハッ....本当に何も知らないんだね。教えてあげるよ....スーデルはね、君を僕の所に誘い出すための共犯だったんだよ。」
不二子「そ...そんな。それじゃ....スーデルが私に依頼してきたのは嘘だったの!?」
不二子は、全てを理解した。不二子は最初から、グラップとスーデルの二人に敗北していたということに。

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