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セーラー戦士の極秘任務
官能リレー小説 - 二次創作

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セーラー戦士の極秘任務 10

クラウンはセーラー戦士たちのたまり場でもあった。
「どうして、あたしまでアルテミスに命令されなきゃいけないんだ」
「まこちゃん、これがチャンスって思わないの?ゲーセンに一般人協力者を確保するって言ったら…」
もちろん、ただのたまり場でなくセーラーVのゲームが反射神経を鍛える訓練にもなり、そのセーラーVの正体が愛野美奈子であると知る者は少ない。
ゲーセンには隠れた機能があり、それが司令室だった。店内のアーケード筐体の一部に月のコンピューターと通信できる端末としての機能が秘匿されており、アクセスにはコードが必要である。
しかし、猫達はそれで充分とは考えず、惚れっぽい二人を利用してうさぎには秘密で従業員を抱き込もうと企む。
「元基さん!」
「そう、元基お兄さんを『説得』すればいいの」
「あの声、先輩にそっくりなんだよな…」
「まこちゃん!まじめにして」
猫に利用されてるだけとも知らない二人は、常連客として頼むわけにも行かないし、彼が年上で恋人もいるかも知れないのを思うと、無理を通そうとの結論に達する。
「ん、さっきピカってして、それからビリっと来て…」
古幡元基は閉店後に店内で後片付けをしてると、身動きが取れなくなった瞬間にスタンガンを当てられたかのようなショックに襲われ、為す術もなく倒れてしばらくして意識を取り戻す。
「セーラー…ムーン?」
「セーラームーンしか知らないなんて、あたしたちもまだまだだね」
「あたしたちは都市伝説よ。これしか方法がないの」
元基は変身した二人に手加減した攻撃を受けたのだった。セーラーヴィーナスに動きを封じられ、セーラージュピターの軽い電撃で昏倒させられた。
自分以外いないと思われた店内に人がいて、想像を絶する方法で無力化されたので、人知れず街を守っていると言われているヒロインの名を出した。
「さては偽物だな!金は持っていけ!その代り、妹には手を出すな!」
「強盗なんかじゃないよ!それに正真正銘のセーラー戦士だって」
「聞いて、店員さん。どちらにも、興味ないわ。あたし達はね、取引に来たの」
まことは元基の反応にとっさに腹を立てた。だが、少しして自分より妹の心配をした彼のことを男として見直し、美奈子はときめいた彼女に代わって本題に入った。
「取引?」
元基はチェーンで腕が自由にならないし、目の前の二人の正体が自分の妹くらいの年齢の少女とは夢にも思わない。
「そうよ、このお店に用があるの。ダークキングダムとの戦いに必要だから。店が開いてる時は、情報提供者が来るし、閉店後は集合場所として。安心して、女の子だけだから」
「こうでもしなきゃ、話もできないじゃないか。後は、白猫と黒猫が入店するのも大目に見て欲しいんだ」
「や、約束する。その代り、他のお客さんに迷惑をかけたり、店を壊さないでくれ」
腕が自由にできず起き上がることもできず、自分の両脇に噂に聞くセーラー服美少女戦士が床にしゃがんで見下ろしているという奇妙な光景に困惑しつつも、彼は最低限の条件を出す。
「言い忘れたわ、報酬は出すわ。おつりはないけど」
まことがあっさり元基の上半身を引き起こすと、美奈子とともにサイドから彼の頬にキスする。
「元基さん、期待してたんだ。座ってる女の子の股ばっかり見て」
「違う、これは偶然…なんで、下の名前まで?」
二人のセーラー服とレオタードを合わせたようなセクシーな衣装にドキドキしつつ、まんざらでもない美奈子にどこか安心させられた。
しかし、美奈子より大柄だがグラマーそうなまことに目をやると、からかわたれた上に名前が知られてた事に動揺する。
「そっちこそ名乗れ、でしょ?あたしはセーラーヴィーナス」
「あたしはセーラージュピター、元基さんのムスコにも挨拶しなきゃ」
美奈子が彼のベルトを緩めると、まことが強引にズボンと下着を脱がせた。元基はその怪力と手際の良さに仰天する。
「ジュピター、どうコレ?」
「亀頭が立派よね、割とカリ高だし」
二人は好奇心むき出しで、自分より年上である彼の男根を批評した。元基は女子同士のざっくばらんさにドン引きしそうになる。
「大丈夫、取って食いやしないから」
「今日は、いっぱい楽しませてあげる」
元基は上半身を起こされたかと思うと、二人に左右から頬にキスされた。誘惑されて悪い気はしないが、まだ腕と胴にハート型の鎖が巻き付いており、選択の余地はなかった。
「Vちゃんのおまんこ、じっくり見てね」
「!」
美奈子は衣装のスカートの中だけ変身を解除させると、再び寝かされた元基の顔を跨ぎ、そのまま性器が彼の口元に来るようにしゃがみこむ。彼は生まれて初めての顔面騎乗に興奮する。美少女の女性器と飾り毛とも言えるヘアが鼻や口に密着する。

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