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セーラー戦士の極秘任務
官能リレー小説 - 二次創作

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セーラー戦士の極秘任務 1

十番町で暮らす少しドジで泣き虫な月野うさぎは不思議な黒猫ルナとの出会いをきっかけに美少女戦士セーラームーンとして街を守る戦いに身を投じる事となる。
その後、戦いと少女としての日常の中で彼女のもとに集う仲間のセーラー戦士と共にダークキングダムとしのぎを削るの日々を送っていた。
うさぎと様々な特徴を持つ四人は私生活でも密な交流で理解を深めるのが大事と、火野レイの家である火川神社で表向きは勉強会と称して集まっていた。
「で、さぁ…今日は誰がパトロールに行くの?あたしが適当に決めていい?」
うさぎはシャーペンを鼻の下に置きながら四人に尋ねる。戦闘は週末にのみ行われるので、彼女にはまるで緊張感がなかった。
「うさぎちゃん、適当ってのは良くないわ」
水野亜美はセーラー戦士の中ではブレーン的な存在の天才少女である。彼女は最初にうさぎと出会い、共に戦う仲間であった。
清楚で礼儀正しく大人しい性格の一方、天然でずれた所もあって見守っていたいと思われていた。
「そうだ、亜美ちゃん。一緒に行こう!」
木野まことは怪力で腕っ節も強い長身で大人っぽい美少女だ。ポニーテールと巨乳が特徴的で、内面は惚れっぽい乙女な一面も持っており、亜美を気に入っていた。
「レイちゃんと一緒がいいよね、亜美ちゃん」
火野レイは黒いロングストレートが印象的なクールビューティーな巫女で、うさぎと違ってお嬢様学校に通っている。セーラー戦士としてはまことよりも長く、亜美と共に戦っていた。
「亜美ちゃんに決めてもらおうよ」
愛野美奈子は金髪のロングヘアーに赤いリボンが特徴の陽気な楽天家で、白猫アルテミスと共にセーラーVとして英国でも活躍していた過去を持つ。
「じゃあ、二人で行って。うさぎちゃんに宿題教えるから、お願い」
「え?」
「えーっ!?」
亜美が申しわけ無さそうに頼むと、まこととレイは驚きの声を上げる。
しかし、彼女に正面切って反論しても嫌われるだけなので、両者はしぶしぶ従う。
「うさぎって、本当にレイちゃん達が見まわりしてるって思う?」
「猫だけが頼りなんて、思いたがらないよ」
「そんなだから、また弟が妖魔に狙われるかもって考えないんだね」
戦闘では攻撃中心と一部キャラが被る不仲の二人はうさぎの弟の進悟がひとりでいる月野家を目指す。
彼の母親の育子は主婦で、ママ友とおしゃべりに時間を費やしてスーパーのタイムセールまで時間を潰すのが日課だった。なので、家には学校から帰ってきた進悟しかいない。
うさぎ本人はさして弟のことを考えていなくても、亜美達はうさぎの身内だし監視や警護は必要と考えていた。
「なんか、気が重い」
「どうして?」
「今日がその三日目なの」
「三日目?」
「知らないの?亜美ちゃんが3日で進悟君がいっぱいなるって」
「えーと、精子?」
「まこちゃん、鋭すぎ。美奈子ちゃんぐらいしか一発で当てれないと思ってた」
「先輩はもっと濃かったし…」
レイとまことは閑静な住宅地でビッチまがいな会話を平気でしながら歩いていた。
「どうせ、あの子『今日は水野さんじゃないの?』って言うわよ」
「うさぎちゃんの弟ってだけで亜美ちゃんと、その…したの?腹パンの後で顔面に膝を」
「まこちゃん、そんな事したら死んじゃうでしょ。このレイちゃんも、最初に聞いた時は消し炭にしてやりたかったわ」
「でも、亜美ちゃんも嫌がってないんだよね」
「そうなのよ、亜美ちゃん真面目だし…勉強熱心でしょ」
「せっかく亜美ちゃんに頼まれたんだ。がんばろう」
「レイちゃんの底力、見せてあげる」
二人は月野家のインターホンを鳴らすと玄関ドアまで歩いて行く。
「は〜い、どなたですか? あっ今日はレイさんとまことさん?」
うさぎの弟進悟が玄関からやって来てレイとまことに挨拶する。
「今日は進悟くん」
「やあ、進悟。近くまで来たんだよ」
「そうなんですか。馬鹿うさじゃない…姉がいつもお世話になってます。とりあえずあがってください」
そういうと進悟はレイとまことにスリッパを用意して居間へ案内する。
進悟の礼儀正しさに感心しながら、レイとまことはあの馬鹿うさぎの弟かと驚く。
「ありがとう…(信じられない…あのうさぎの弟なの?)」
「おっ悪いね…サンキュー(良い子じゃないか〜)」

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