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性物災害  
官能リレー小説 - 二次創作

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性物災害   2

「あいつって?一体何のこと?」
「わからない、俺自身あの時は自分の身を守ることで手いっぱいだった、それでアンナを見捨てちまった・・・」
そういうとディックはジルの方を見た。
「良く考えたらアンタも気を付けた方が良い、なぜなら『女』なんだしな・・・」
「どういう意味?」
その時、修理工場の天井から何かがのしかかったような大きな音がした。
「何なの!?」
「奴だ!!」
とっさに二人は銃を構える。
「何がいるの!?」
「あいつだ!あいつがここを見つけたんだ」
その時、天井に穴が空いた。そこから明らかに人間のものではない目玉がディックとジルを見つめていた。
「うわああああああああああああ!!!!」
冷静さを失ったディックは、天井に開けられた穴めがけ発砲する。
「ディック!!」
そのとき、天井の別の部分から触手がディックめがけ伸びてきた。
「うう!!」
触手がディックの頭を貫く。かれは脳天を貫かれ、即死状態だった。
幸か不幸か、少なくともアンデッドの仲間入りだけはせずに済んだようだ。
触手がディックの頭から抜かれると、彼の身体は力なく倒れる。
天井を破り、ついに化け物がその姿を現した。 

人と同じ二本足による立脚、しかしそれは人の身長の2倍はあり本来首にあたる部位がなく巨大な眼球が一つだけ胸のあたりに位置していた。また本来腕があるはずの場所からは多数の触手がうねうねと動いていた。
まるでそれぞれの触手が、これから彼女をどう『料理』しようか相談しているかのようであった。

『有機生命体兵器 (B O W)』
アンブレラ社により生み出されたクリーチャー兵器。

ジルはすっかりその存在を失念していたことを愚かしく思った。
だが、ここで呆けていてはディックと同じ運命をたどることになる、そう思って彼女は拳銃を構えた。

狙いはBOWの眼球だ。殺せないにせよ比較的脆弱であるには違いない。なにより格好の『的』だ。
彼女はためらわずに三発撃ち込んだ。全て眼球に命中する。
化け物はうめき声と共に眼球から体液を吹き出した。
チャンスだ、そう思って工場裏口に通じるドアの方向へ全速力で駈け出そうとしたときだった。
触手が伸び、彼女の手と足に絡みついたのだ。
「ああっ!?」
思わず拳銃を取り落してしまう。
「しまった!」
それを見計らうかのように、他の触手が一斉にジルの身体に纏わりついた。
完全に身動きを封じられてしまった。
そのまま触手によって仰向けに押し倒されるジル。
「はうっ!!」
必死にもがくが、触手はしっかり彼女の体に絡みつき、引きはがすことができなかった
そうしているうちに、本体がジルの眼前に迫っていた。
まるで見おろすかのように佇んでいたが、化け物はのしかかるような態勢で、ジルに覆いかぶさる。
それと同時に彼女の太ももに絡みついた触手が引っ張られ、開脚させられていく。
「なにをする気!?」
本体の方を見ると、腕の付け根から、一回り大きな触手が生えだしてきた。
さらにそれはただの触手では無かった。口と歯、そして舌をもつ、まるで爬虫類の顔のような触手だ。
それらは徐々にジルの短いスカートへと伸びていった。
「いや・・・なにを・・・」
触手の一本がスカートの淵にその口で噛り付くと、ゆっくりと捲り上げていった。
徐々に彼女の穿いているパンティが姿を現していく。白いレースをあしらった上品なパンティだ。本体を見るとさっき攻撃したはずの眼球が復活していた。その視線が今まさに彼女のパンティへと向けられている。


「こいつ・・・なにを・・・まさか!!」
先ほどのディックの言葉が脳裏によみがえる。
『良く考えたらアンタも気を付けた方が良い、なぜなら女なんだしな・・・』
こいつは自分を殺そうとしているのではない、ということは・・・
「私を・・・犯そうとしてる!?」
触手がパンティ越しに、ジルの股間に吸い付いた。
「ひゃう!?」
突然の刺激に声をあげるジル。
触手は薄い布地越しに彼女の割れ目への愛撫を開始した。
「ひっ・・・あ・・・あ・・・ああ・・・」
敏感な部分を化け物の触手に触れられ、声を上げるのを必死にこらえようとする。
「いや・・・こんな・・・化け物なんかと・・・」

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