いけない!ユリ先生〜蒼樹紅の結婚生活〜 6
「あ、あたたかい…それに、なんだかイイ匂い…」
なんて言いながら吉田サン、くん、くん、と、脱ぎたてホヤホヤのワタシのパンティの匂いを嗅ぎ始めたみたいなんデス。
「こ、これがユリさんの…ユリさんの香り……ひ、平丸のヤツ、毎晩こんな良い匂いに包まれながら、ひとつのベッドで…ああもしたり、こうもしたり…け、け、けしからんッ!!」
…と、勝手な妄想と股間をふくらませてるみたい。
吉田サンの想像と違ってワタシたち、ほぼ毎週漫画製作に追われてて、ついこのあいだの今年のお正月の朝、一緒にお風呂に入って、そのあとになんとなく…の時以来、ずっとゴブサタなんデス。
でもすぐに、
「待てよ…そうか」
と吉田サン、
「こんなものがココに落ちてるという事は……そうか、ユリさんここに隠れたなッ」
そういいながら、
あっ、
掘りコタツのお布団を、めくられたみたい。
「むむっ…や、やっぱりここでしたか優梨子サン!」
狭い掘りコタツのなかにこのヒト、入って来ちゃった。
「…この期に及んでこんなところに隠れてるなんて、まるで職場放棄したときの平丸君みたいですよ?…でも、もう逃がしませんよ…?」
そういって、パンティを脱いじゃったときのままお尻を突き出したポーズのワタシを、
ギュッ、
と、コタツの中から抱きしめてきたんデス。
「いやっ、いやいや」
ってワタシ、暴れてコタツから抜け出そうとした。
「カズタン…カズタン助けてっ!!」
コタツ布団からやっと頭だけを出したワタシは、思わずそう叫んじゃっていマシタ。
Σガタッ。
Σがたがた、ドスっ。
そんな物音がまた、向こうのクロゼットの方から聞こえましたが、コタツの中の吉田サン、気がつかないみたい。
「…じゃ、いよいよ、見せてもらいますよ……ユ、優梨子さんの、お、お尻を…」
そう言って吉田サン、ワタシのスカートを、そろそろと…
まくりはじめたんデス。
(#∪_∪#)<doki,doki….
(やだ…まくったら……スカートをまくったら…)
まくったら、見えちゃう♪
(〃×ο×〃)っつっ
…なすすべのないワタシの腰のあたりを押さえつけた吉田サン、そのまま、舞台の幕が上がるようにゆっくりと、スカートを…
すっかり全部、まくっちゃったんデス。
「はあ…はあ…これが…コレが優梨子サンの、お、お尻…お尻かぁああああ!!」
コタツの中以上に熱い、コ―フンした吉田サンの吐息が、ワタシのお尻に吹き付けてきます。
あっ、吉田サンったら。
両方の手で、ワタシのお尻をつかんで。
ぐい、と広げちゃったんデス。
「…あっ、いやん♪」>(#>ο<#)っつ
そんなに広げたら…広げちゃったら、ほんとに、ホントに見えちゃうッ。
お、おしりの、アナも。
そ、それから、カズタンしか知らない、柔らかな毛におおわれた、アタシの、大切な部分も…。
すると、ついに吉田サン、
…ぺろっ。
さらに、
…ぺろぺろっ。
目で見るだけでなく、味の方も、見始めちゃったんデス…。
「…こ、これが、平丸君はもちろん、かつての中井くんや、一時はあの高木君を惑わせた、あ、蒼樹紅の………(旧姓)青木優梨子のォ、おま、ままま…んん、ん……こ…ここ、これは、これはッ」
半ば錯乱状態の吉田サン、舌の先で、ワタシの身体の真ん中を左右にかきわけるように舐め広げながら、
「これはうまいッ……うまいぞォおおおおおおおおおおっ♪」
って、まるでグルメ漫画の審査員のように叫んじゃってる。
ワタシはというと、コタツ布団をつかみながら、必死で、
エッチな声が出ないように、ひたすら我慢していたんデス…。