いけない!ユリ先生〜蒼樹紅の結婚生活〜 3
「アオアオ蒼樹、いや、ゆゆゆ優梨子さんッ…あんなヒドイ男のことなんか忘れて、ぼ、ボクと…」
(…!)
男のくせにうっとおしい程の長髪を私の顔に垂らしかけながら、くちびるを重ねてきます。
吉田サンの舌が乱暴に、ワタシの前歯をこじ開けて、さらに奥へと潜り込んで来ちゃいました。
あっ、やだ、吉田サン。
もともと体のラインを強調しちゃう、ボーダー柄の長そでタートルの上から、私の胸の上に、手を…。
夫以外のヒトにそんなことされたらワタシ…ワタシ。
(おヨメに行けなく、なっちゃう)
…って、もうすでに、カズタンのオヨメサンなんだったわwww
ああ、でも。
このヒト、上手♪
子供みたいに甘えてくる感じのカズタンと違って、揉むとか、つかむとかじゃ、無いんデス。
あせった感じで押し倒してきた割には、触るっていうより、触れてくる感じ。
手のひら全体で、お乳の縁をなぞるように、しながら。
親指の腹で、乳首の位置を確かめちゃったり、して。
なんだかアタシ、じれったくなって。
いっそ、もっと強い、シゲキが欲しくなって。
思わず胸を反らして、吉田さんの手にお乳を、押しつけるようにしちゃったんデス。
(…いけない)
うっとりしちゃいそうなのをこらえて、吉田サンの手を払いのけようとしました。
…でも、だめなんデス。
吉田サンったら、ワタシのくちびるを奪ったまま、逆にワタシの両手首をつかまえて、
『バンザイ』
の格好をさせちゃったんデス。
バンザイさせた両手首を、左手だけでつかんで、冷たいフローリングの床に押さえつけて。
ワタシすっかり、テイコウできなくなっちゃったんデス。
そう思った時、やっと、吉田サンのくちびるが離れた。
「いや…ゆ、ゆるして……ゆるして吉田サンッ」
夫以外の男の唾液の味のする口を開いてワタシ、言ったんですケド。
吉田サン、無言のままでまた、お乳の上に、手を…。
「…や、やハァん♪(#>о<#)」
ワタシついに、えっちな声をあげちゃった♪
だって、吉田サン。
右手の指先を、ワキワキと開閉させながら、ワタシのお乳の先のあたりを、こちょこちょと…。
なんだか、鷹の爪団が『た〜か〜の〜つ〜め〜…』って言う時みたいな指の動き、なんデスケド。
見た目のコミカルさとはウラハラに、すっごく。
「だめ…ソコだめ……吉田サぁン♪」(#>△<#)<З
って、つい、我ながら悩ましい声を上げちゃうくらい。
すっごく感じちゃったん、デス。
服の中の乳首、もう、痛いくらい。
ノーブラって訳じゃないのに、ヒートテックのシャツ越しにも判るほど、すっかり、勃っちゃってるんデス…。
鷹の爪団の『吉田クン』ばりの、『吉田サン』のタクミな指さばきにワタシ、だんだん、世界征服じゃなくって、オンナゴコロを征服され始めていました。
(…個人的には、見た目はキュートなのに言動がワイルドな『クマ博士』のほうがタイプなんデスケド;)
(…ていうか、松竹よりワーナー派なんデスケド)
そんな思いとはウラハラに、お乳の先の刺激が、ワタシの両脚の間の、アノ場所にまで、
じんわり、
伝わって来てるの、自分で判るんデス。
少しづつだケド、だんだん、湿り気を帯びてきてるの、わかっちゃうんデス。
意識しちゃうと、ますます…
…じゅわっ、て、あふれちゃう。
ついアタシ、スカートの中で両ひざを、こすり合わせるようにしちゃってた。
するとかえって、ますます股間に刺激が加わって。
もう、トリカエシがつかないくらい、すごく…。
(…あ、やだ)
ワタシが自分の股間に気を取られているうちに、吉田サン。
お腹のあたりから、ボーダーシャツの中に、手を…。
「きゃっ」
って、悲鳴をあげちゃうほど、このヒトの手、冷たいんデス。