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悪の女幹部▼エファ様の欲求▼
官能リレー小説 - 二次創作

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悪の女幹部▼エファ様の欲求▼ 1

月の王国、G(グレート)・ルナリアムと地球のヒロイン姉妹シルバスター。
月と地球、両者が永きに渡り続けられた因縁。
それは意外にもG・ルナリアム幹部の中でも唯一の男幹部であり、
落ちこぼれであったカツマと後にそんな彼の妻となるルナテミスの活躍によって
本当に、これでもかというほどの意外な決着を付けることとなった。

本来ならば実力もロクにないカツマがその勝利を獲れたのはにはワケがある。
G・ルナリアムでは生まれながらにして階級となる「月の紋章」というものがあり、
その月の紋章はG・ルナリアムにとっては絶対的な上下関係を表し、
いかに実力ある者でも階級が下であれば、いかなる弱者に逆らうことができない。

そう、その弱者こそがカツマであり…カツマには『エンブレム・スティール』という
イカせた相手から階級を奪うという驚異な能力を最近になって覚醒させたのだ。



実力なけれど野心の塊のようなカツマはこの能力を使い
国取りを目論見、女幹部の面々を次々とその毒牙にかけていったが、
彼にはとある心境の変化があった。

自分のことをクズと罵り、犬猿の仲のような…
女幹部たちのリーダーであるルナテミスの存在だった。

きっかけはカツマによりルナテミスが毒牙にかかったことから始まり、
そこから不器用ながらも二人はその距離を縮めていき、
かつては演技こそはあれど、ルナテミスを真っ直ぐと受け入れたカツマ。
不器用ながらもそんなカツマに惹かれていったルナテミス。

そんな二人の活躍によってシルバスターは倒され、
ルナテミスの母でありG・ルナリアムの女王 
ルナルバース13世からの承諾のもと二人は兼ねて結ばれることとなった。


……ここまで聞けばハッピーエンドで終わるだろう、
しかし…ルナテミスと結ばれたカツマではあるが、
彼の手によって毒牙にかかった女幹部の一人…
魔導に身をやつし特徴的な容姿を持つエファナティカ、
これは、そんな彼女を主役とした物語である。

「あぁ〜もぉ!暇ったらないね!」

月の王国、グレート・ルナリアムの本部の廊下にて
幹部たちの中でも古参にはいる女性、エファナティカがそう呟いた。
カツマたちの働きでシルバスターを撃退することは成功し、
もはや地球はグレート・ルナリアムのものになったと言っても過言ではない現状。
カツマとルナテミスが結ばれ、事の景気は間違いなく良好だった。
しかし、エファナティカには悩みがあった…。

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