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少年探偵団誘拐事件 黒の組織活動記録
官能リレー小説 - 二次創作

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少年探偵団誘拐事件 黒の組織活動記録 5

怪盗キットの事、黒羽 快斗はヤレヤレと思い行動を開始する。先代とは彼の父親である黒羽 盗一の事で表向きはマジックの失敗により命を落としたマジシャンであるが暗殺されたと言う事だ……序に言えば母親は昭和の女怪盗二十面相と言われた“怪盗淑女”として名を馳せたのである。一度は引退したが自分の名を騙る偽予告状が出てパリにて仕事をした際に窮地に陥ったがそれを救ったのが盗一、しかもプロポーズしたのである。初めて聞いた時は唖然とした。
「……ここまで警察が多いとやりにくいな」
怪盗の肝は変装術だがそれをするにも警察が多いとリスクが増えるのだ。
とは言え、こんな事は想定内だ……快斗にとってこれが楽しみのだ。



自宅に戻ると来客しているらしく男女の靴が並んでいる。
「あら快斗、丁度良かったわ……貴方にも関係があるから」
リビングにて母親がグイッと引っ張る。
「君が今の怪盗キットか」
「新一も取り逃がす訳ね……最もヘリの機内からじゃ無理だけど」
「!!!!」
「キットを世に広めたのが工藤夫婦でその息子が」
「工藤新一……」
快斗は唖然として母親を見る。
「今現在、工藤新一は行方不明。それは知っているよね」
「そりゃあ爺やから聞いているから、少しは」
「否、君は遭っている筈だよ。江戸川コナンに」
快斗はキョトンとした、小学生ながらも自分を窮地に追い込んだ探偵だから覚えている。
「カンパニーの知り合いから聞いた時には驚いたよ、まさか小学生に戻す薬があるなんてねぇ」
「冗談がきつすぎるぞ」
「真実よ……その薬の開発者も小学生に戻っている。二人とも監視対象になっているんだよ」
工藤優作の言葉に快斗は唾を飲み込む。
「まさか、親父は」
「その組織に暗殺された可能性もある」


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