PiPi's World 投稿小説

名探偵コナン 少年探偵団誘拐事件
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 9
 11
の最後へ

名探偵コナン 少年探偵団誘拐事件 11

**************************
佐藤美和子は意識を取り戻した。
(私、確か蘭ちゃんに少年探偵団の誘拐事件のことで相談があるって呼び出されてそれから・・・)
ぼんやりとする意識の中、刑事の習性で現状を把握しようとして、周りを見渡した。
その時、初めて自分が服を着ていないことに気付いた。
「な、なにこれ?」
自分の裸体を隠そうとするも、手・足ともに拘束されているため隠すことはできなかった。
(くっ、誰かに監禁されたっていうの?)
刑事として自分を情けなく感じたが、とにかく現状を切り抜けるためにも情報が必要と感じた。
場所を特定できるものはないか、部屋の様子を見た。
病院の医療室のような機材がいくつかあった。それらが何の治療に使われるのかは分からなかった。


「あらぁ、お目覚めね」
いつからいたのか、美和子の前に女が一人立っていた。
白衣を着ているので女医のようだが、女の纏っている色気などは娼婦のようでもあった。
「あなたは誰よ?」
美和子は女を睨みつける。
「おお怖い、怖い。さすがわ警視庁捜査一課の刑事さんね」
「私を刑事と分かってこんなバカなことをしたの。これ以上罪を重くする前に開放した方が賢明よ」
「あははは。そんな素っ裸で威張ってもねぇ。まぁ、名前くらいは教えてあげる。私はリュキュール。とある組織の科学者といったところね」
「その科学者とやらが私に何の用なの?」
「まぁ、私の犬として警察の捜査資料など色々情報を私たちの組織に垂れ流してもらいたいのようね」
「何を馬鹿なことを」
美和子は吐き捨てるように言った。
「減らず口ね、ちゃんとその性格も『治療』してあげるわ。さぁ、入ってきて蘭ちゃん、歩美ちゃん」
「!?」
驚愕する美和子をよそに蘭と歩美が入ってきた。
二人はナースの恰好をしていた。

「!!!」
ナースウェアである事は確かだが黒色、しかも歩の胸は隣に居る蘭とほぼ同じ、何よりも彼女には女にはない股の膨らみが黒色のタイトスカートを濡らしている。
「あぁ、な、何をしたの?」
「簡単に言えば未承認の薬で眠っている遺伝子を発現させているの」
リュキュールは微笑み注射器を持つ。
「人を従えさせるには何がいいのか……性欲を握る事なのよ」
その言葉と同時に美和子は自分の股に注射器の針が差し込まれた。鋭い痛みと同時に痒みが襲うが股を閉じる事は出来る無い。産婦人科の診察台の様なモノに固定されているのだ。
美和子が痛みに呻きながらリュキュールを睨んでいると、更に2回股間の方に痛みが走った。
「痛っ!」
歩美が2本の注射器を同時に刺したのだ。
得体のしれない薬液が自分の中に入ってくる感覚に美和子は戦慄した。
「な、何を注射したの?」
「そのうち分かるわよ、ほら、もう変化が始まっている。美和子は自分の股間の現状を見て戦慄が走った。クリトリスが親指の第1関節ぐらいの大きさに変わってしまっていた。
それだけでなく、小陰唇の肉ヒダが徐々に変化していった。それまで、自分で弄ることもほとんどなくきれいな
ピンク色だった小陰唇はビラビラのグロテスクな形に変わり色も黒っぽく変色していった。
「何よこれ?わ、私のあそこが・・・」


「ふふっ、所謂グロマンってやつかしら。処女なのにまるでビッチね。警視庁のみんながこのこと知ったらショックでしょうね。憧れの佐藤刑事がヤリマンだったなんて・・」
「うるさい!は、早く元にもどしなさいよ」
固定されているため身動きは取れないが身体を揺らして抗議した。
「まったく、躾のなっていない雌犬ね。そんなんじゃ旦那様も愛想つかしちゃうわよ」
「旦那様?」
「入ってらっしゃい『ワタル』君」
美和子は戦慄した。高木渉。警視庁の同僚で普段は頼りないが、いざというときには、思いがけない行動力を見せる男。美和子が好意を寄せている人物。その彼に今の自分を見られたら、考えただけでもぞっとする。
しかし、美和子の予想とは別に入ってきたのは、彼ではなかった。
いや、人でさえなかった。
普通より1まわり以上大きいドーベルマンだった。
「さぁ、『ワタル』君、あなたのお嫁さんに犬としての礼儀と立場を教えたあげなさい。」

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す