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漫画入式
官能リレー小説 - 二次創作

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漫画入式 13

ああ、いい。
なんといいことか。

自分が介入しなくとも、こうして自分の存在を想ってくれているだけで満足できるとは。
だが少し味気ない思いもしないではない。自分は積極的に何かするわけではないが、
向こうがいろいろ反応してくれる楽しさ、みたいなのを味わいたいとも思う。
今回はシスプリ勢から離れ、しかしこの前の年齢層からは離れず、
心がぴょんぴょんする喫茶店へ行くことにした。


喫茶店ラビットハウスは昼下がりの
町の陽気に溶け込み、あたたかな静寂を湛えている。
「……」
が、しかし。その店内では店外の清雅な空気に似つかわしくない肉体器官が
その生々しき太さ、大きさをある少女へ突きつけていた。
店内にはティッピーやチノ、リゼはおろか、ココアすらいない。
目の前にいるのは、メグたんである。
なぜお手伝いのメグだけが店番をしているのか──
これは正に携帯の効用なのではあるけれども、メグは客である俺がいきなり
こんなことをしたことに対し、チノもココアもマヤもいない状況で
一人がんばろうとしていることが、表情からすごく読み取れる。
剥き出しの俺の牡の部分から視線を外そうとしても外せず、
ただ赤面しつつ、黙って俺のモノを見つめてしまうメグたん。
顔は斜め下へうつむかせているようでも、視線はちゃんと肉棒を捉えてしまっている。
たぶんまだろくに直視したことがないのであろう。
お父さんと入るお風呂でもこんな凶器を向けるような態勢は取らないはずだ。

「してメグちゃん、こいつをどう思う?」
某ヤマジュン先生のとあるキャラのような訊き方で、俺はメグたんに下半身丸出しで迫る。
フル勃起状態でといきたいところだが、あいにく今やっとムクムクと充血して
起き上がりつつあるところだ。無論ナイトキャップ包皮はかぶったままである。
「ち、ちっちゃくて、かわいいです///」
しばらく答えられずにいたメグたんだったが、うつむいてそれでも視線は
俺のいたいけなご令息を見つめたままで、そう言った。

未知の男の部分におびえるメグたんの方が可愛いよと言ってあげたい気持ちを抑えつつ、
俺は何も言わずメグたんの反応をじっと観察して楽しむ。
「メグちゃん、君はうそをついてるな」
不意の俺の言葉にメグたんは緊張から驚きへと表情を少し陰らせる。
「君は俺を痴漢か何かだと思って、突きつけた男の自信を言葉で圧し折ろうとした
 …だが、俺はそんな不純な気持ちで、こんな恥ずかしい思いをしているわけじゃない。
 メグちゃんにちゃんとした大人のおもてなしを教えてあげたいばかりに、
 本来人に見せない部分をこうして見せているんだ。そう、これはちゃんと
 ラビットハウスのお手伝いができるかどうかの、テストだと言ってもいい」

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