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バトルロワイヤル
官能リレー小説 - 二次創作

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バトルロワイヤル 29

(準備はもう少し、問題は間に合うかどうか…)
ここまで電撃によるダメージを蓄積しているうえ、ナミの腕を捩じ込まれているモリガンの体力は急速に削られている。
今までの相手で精力の吸収を行ったのが不二子と涼風のみということがここに来て響いていた。
事実ナミの呼吸が僅かずつ荒くなり、全身が汗に濡れ始めたにもかかわらずモリガンは半減のタイミングを掴みかねていた。
しかしこれは真剣勝負の潰しあいに余裕を見せすぎた自業自得である。
「うぐっあああああ!」
ついにモリガンの絶頂回数が70を越える。しかしナミも刻一刻精神と肉体を蝕まれて行く。
時間の女神が味方する女は果たしてどちらであろうか…

「…わた…し…は…負け…ない…ま…だ…負け…て…」
一方舞と夜一の戦いはとうとう決着を見ていた。
だらだらと流れ落ちる体液に蕩けた顔を濡らしながら失神した舞が百回目の絶頂を迎えたのだ。
「ふん、なかなかてこずったが、終わって見ればこんなものじゃな」
余裕を見せる台詞とは裏腹に息を荒くした夜一が舞の体を離し地面に投げ出す。
「い…や…わたしは…お願い…助け…て」
「ふん、年端もいかぬ娘を餌にしておいて今更じゃな。勝手に何処にでも売られるが良い」
伸ばした手を足で払われた舞を回収役の女達がかこむ。
他人を裏切り利用してでも得ようとした勝利は手に入らず。
挿入される異物の感覚にただただ涙を流した。
複数の女達になぶられながら連行される舞を見向きもせず。夜一がその場に踞る。
(ええい、好き勝手やりおって…尻の、いや体の疼きが消えん…一旦身を休めるか?)
しかしその考えはすぐに捨てた。
序盤から活発に潰しあいが起こっていた以上、残りは決して多くはない。
となれば今も他の連中が勝負を続けている保証はない。いつ媚毒の効果が消えるかわからない今、動かずいれば万全の相手に消耗した状態で戦わなければいけないかもしれない。
自分以外の生き残りが今まさに凄惨な潰しあいをしていることを知らずそう判断する事は神の視点を持たない以上仕方なく。
夜一は責めの興奮でより火照りの増す体を抱え次の相手に向かって行った。
(…ヤバい…段々意識が…もう少しでこいつが潰せるのに…)
ナミの攻撃は徐々に勢いを無くして来ていた。
モリガンの毒の影響である。それに対してモリガン自身は未だに回復はしていないとはいえ。ここが絶好のチャンスという事に変わりはない。
「ぐう…散々やってくれたわね、特濃ぶち込んで人間止めさせてあげる…グア!」
拘束から抜け出し不二子へのトドメ以上の特別製を口づけから流し込もうとした肉体が上から押さえつけられた。
「そういえば、お主にも借りが有ったのう」
疲労から落ちたとはいえ夜一の機動力は恐るべきもので探索開始からすぐさまこの戦いを発見。
より厄介なモリガンを倒す好機と判断して拘束役に参戦したのだ。
「し、しまっ…ま、待ちなさい」
「これで、終わりだあああ!」
反撃をふいにされた精神的な隙をついてナミの余力を振り絞った攻撃が決まる。
「ふぐあはああ!ひいいいい!」
捩じ込まれる腕にとうとう魔の女王は自らの顔を自らの涙や鼻水でぐちゃぐちゃにしながら敗北した。
「やった…ロビンの仇を取れた。」
ナミは意識を朦朧としながら、ロビンの仇を取れたことをよろこんでいた。
「お主…喜んでおるところ申し訳ないのじゃがどうやら…残るはわしとお主だけのようじゃのう…」
夜一は生存者がナミと自分だけだとわかると、ナミの方に近づいていく。
「待って…私は優勝して仲間を取り戻さないといけないの…だからお願い負けて…」
ナミは夜一から距離を離そうと動いていた。
「やれやれ…わしの身体もまだ毒が抜けておらんのじゃ…手加減はできぬ!」
「キャッ!!…」
夜一は離れようとするナミを地面に押し倒して馬乗り状態になり、ナミの口の中に舌を入れていった。

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