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バトルロワイヤル
官能リレー小説 - 二次創作

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バトルロワイヤル 27

夜一と舞の戦いが続いている頃、モリガンは目的の女を手に入れる算段ができたため、次に狙う女を考えていた。
「さて…どうしたものかしら。協力を申し出てきた女を堕とすかそれとも死神の女を堕とすか…それとも残りの一人を狙うかどうしようかしら…死神の女もなかなか味わいがいがあったものね…もしかしたら、私の吸血鬼と死神で面白いことが起こったりして…」
モリガンは楽しすぎてたまらなく喜んでいた。すると…そこに…
「あら…まだ可愛い娘が残っていたとわね…」
「あなたも参加者みたいね…」
モリガンの目の前に現れたのはナミであった。
「また美味しそうな獲物が現れたわね…」
「美味しそうな獲物ですって?」
「ええ…あなたと同じ年齢ぐらいの娘と変わった能力を使ってきた黒髪ロングのお姉さんと最高に美味しかった峰不二子という女性とかね…」
「黒髪ロングのお姉さんって…まさかロビンをやったのはあなたなの?」
「へぇ…あのお姉さんロビンというのね。ええ…私がやったわ。なかなか美味しかったわ。」
「ロビンはあんたのせいで…許せない!!」
「あら…許せないならどうするっていうのかしら?」
「勝負よ…私がロビンの仇を倒す」
「なら…あなたも美味しく味わってあげる…」
モリガンとナミの戦いが始まろうとしていた。
「クラウディ・テンポ」
先制としてナミが自らの周囲に雲を発生させる。
ロビンを含めた何人もの女を倒したと豪語する相手に対し、疲労し消耗した今の状態では、真っ向勝負で適わない事は明白だったからだ。
(眼眩まし……逃げ出すとは思えないし…不意打ち狙い…さてどこから来るかしら…)
対してモリガンは落ち着いた様子で周囲を観察する。
無駄に動かず迎え撃つ体勢で有る。
「甘い…何!」
周囲に立ち込めた雲を突き破り十字に組まれたクリマタクトが飛来するが、翼によって迎撃される。
しかし撃ち落としたそれから突如突風が発生し、モリガンを吹き飛ばす。
「貰った!」
木に叩きつけられたところにすかさずナミが組み付き押し倒す。が。
「良く頑張ったわ。残念だったけど」
「ウソ!?何で?」
そのナミを更に後ろから、モリガンが抑える。
捕らえたモリガンは分身で有り、本体は最初から上空に待機していたのだ。
「さ、このままあなたも落としてあげる」
「舐めんじゃ…ないわよ!」
そのまま責めにかかったモリガンにナミがクリマタクトの三本目を突きつける。
そして電撃を発するそれは図らずも正確にモリガンの乳首を捉えた。
「きゃあああ!」
不意の電撃責めに淫魔は悲鳴を上げた。
「チャンス!ロビンの仇よ。食らえええ!」
緩んだ拘束から抜け出すと、クリマタクトを振るい乳首やクリトリスに次々電撃を浴びせていく。
「ひん!きゃひいいい!」
本来は拷問にしかならないそれに対して、しかし快楽を与え、同時に貪る事に長けた淫魔の肉体は苦痛を感じながら絶頂に追い込まれる。
「ひああああ!」
(これは……不味いわね…何とか…しないと…)
悪い事に本体がダメージを受けた影響で分身も霧散し、ナミから一方的に攻撃を受けるままに追い込まれていた。
セフィリア戦で自身の味方となった電撃が敵に回るのはある意味皮肉だった。
「ク……あ…」
とうとう耐えかねたようにモリガンが力無く膝を付く。
「良し!このままトドメよ!」
それを好機とナミが距離を詰めて追撃に移る。が
「きゃあ!」
予想外の素早さで足を払われ転ばされてしまう。
「…あなたにもう少し余裕が有ったら、勝てたかも知れないわね」
モリガンが膝を付いたのは擬態だったのだ。
勿論かなりの体力を消耗させられた事は事実だが、ナミがここまでの戦いでかなり消耗し。早めに勝負を決めたがる事を予測して罠を張ったのである。
「まだま…むぐうっ!」
そのまま顔へのヒップアタックのでむっちりした臀部で押し潰すように押さえ込むと、ナミからクリマタクトを引ったくり、無防備な秘部にねじ込んだ。
「さあ…ん。自分の武器で、はあ、ん。果てなさい」
最後の抵抗にモリガンの股関に舌を這わすナミの意地がどこまで通じるか、勝負はそんな様相を呈して行った。

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