けいおん!〜放課後えっちタイム〜 1
平沢唯です。
放課後、音楽室でまった〜りしていると…
「……た、大変っ!みんないる!?」
勢いよく飛び込んできたのはドラムのりっちゃん。
「…何をそんなに慌てているんだ?」
ベースの澪ちゃんが椅子をひいて着席を勧める。
「そ、それが……」
「はい、お茶いれたからどうぞ。おいしいケーキもあるの。」
キーボードのむぎちゃんはお嬢様で、おいしいお茶とお菓子をくれる。
「んーおいしーい!」
「あ、あの先輩…急ぎの用件があるんじゃ…?」
しっかり者の後輩のあずにゃんが指摘する。
「そう!大変なんだよっ!!部費が…大赤字で…!!」
みんなには心当たりがありすぎた。楽器はメンテにお金もかかるし、定期的にライブもやってるし。
「…でも再来週またライブ…ですよね?」
あずにゃんが伺う。
「またみんなでバイトしたらどうかしらっ」
バイトに興味津々のむぎちゃんが目をキラキラさせてる。
「バイトか…ライブまで時間もないし、短時間で効率よく稼がないとな…」
澪ちゃんは腕組しながら考え混む。
「そこで!これを着て写真か動画を撮って売ろうと思う!」
りっちゃんがさしだしたのはお馴染みのメイド服、うちのとは違うセーラー服、ナース服、バニーガール、スクール水着。
「…ばっ!ばか!!!そんなことできるわけないだろっ!!!」
澪ちゃんが赤面して却下する。
「あたしはいいと思うな〜かわいい…」
むぎちゃんは衣装をみてどこか浮かれているみたい。
「これくらいやんなきゃお金手に入らないし!みんなでやれば楽勝楽勝♪」
りっちゃんは強気だ。
「無理!!絶っっっ対嫌だからなっ!!!!…………って唯っ!!何してるっ……!!」
「へ???」
だって、うちの制服はブレザーだから、かわいいセーラー服がきてみたかったのです。澪ちゃんってばそんなに怒らなくてもよくね?
「まあまあ…澪は、バニーが似合いそうじゃんっ!あ、でも着慣れてるメイド服のがいい?」
「ちょ……っりつ!!あたしは着ないって……!きゃああ!!やめ…っ!」
りっちゃんと二人がかりで、澪ちゃんをひっぺがす。