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ToLOVEる-リコになっちゃった!?
官能リレー小説 - 二次創作

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ToLOVEる-リコになっちゃった!? 1

「ああーもうやめてくれ!!」と何故か逃げ惑う結城 リトだった。
 
「いいじゃな〜い、せっかくまたメカが完成したんだから〜」
と翼を生やしたララが何やら新しい銃式のメカを手に持ちリトを追い掛けていた。
 
「いらないよ〜」
必死で逃げるリト。
「このメカの名前は…パイパイロケットくんの改良型のころころダンジョだよ〜ん」
メカを見せつけながら言うララ。
「それ前に使ったじゃん!!」ツッコミながら走るリト。
 
「それをまたまた改良したの♪それがいつでもころころダンジョ改!!よ♪」
誇らしげに言うララ。
 
「バカかぁ〜!!うわぁっと!!」
バタン!!
ツッコミをしてこけてしまうリト。哀れだ。
 
「観念しなさぁ〜い♪それ〜☆」
ビビビ!!
『いつでもころころダンジョ改』からリトに向かって光線が放たれた。
 
「ギャ〜!!♭†♯∀∠∃♀♂£!!」
意味の分からない悲鳴をあげて煙りが出てきた。
「…はぁ、何でこうなるんだぁ〜…」
と言って出てきたのは、結城 リトが変身した、夕崎 リコだった。
 
「やった!!成功♪」
はしゃぐララに、
「…はぁ…」
凹むリコ。
 
「けど今回のは凄いんだよ!!戻りたかったら男に戻れるし、女にもなれるんだから♪」
誇らしげに言うララ。
 
「本当か!?ようし…」
リトに戻ろうとするリコ。
また煙りが出てきて、その中からリトが現れた。
「うぉ…戻れた」
安堵の表情のリト。
「成功だわ♪これから楽しみ♪」
喜ぶララ。
 
「…(でもまた遊ばれそうだし…あれを使うか)」
リトは懐から銃式のメカを取り出し、気付かれないようにララに光線を浴びせた。
 
「…(今使ったいつでもころころダンジョ改の存在を忘れろ)」
そうリトが使ったのは、ララとペケが寝てる隙に万能ツールで作った、『気付かず思いながら忘れよう』というメカだ。

このメカの光線を浴びせても相手に気付かれず、メカを使った相手が思った事を忘れさせる事の出来るメカだ。
銃式のメカと言っても、ガチャガチャで売っていそうな小さいキーホルダー式のメカだ。
 
「…あれこの銃なに?」
と首を傾げるララ、効果は絶大だ。
「それはオモチャだよ。貸して」
心で笑うリト。
 
「分かったわ♪はい♪」
にこやかにリトに渡すララ。
笑うリト。
これからこのメカでなにをしようか模索しているリトであった。

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