ToLOVEる-リコになっちゃった!? 2
「さあて…ど、どうしようかなあ…」
リコに関わった人達の記憶は全員消して、今は男子便所に身を潜めているリトであった。
「しっかし、これは便利だな、万能ツールで万能ツールが作れたとは」
少しキャラが変わっているリト。
「『知らずにパイパイロケットくんキーホルダー型』ってやつ作ったし…美柑で試すか」
早退しに行くため担任に風邪気味だと言い、ララなどにばれずに自分の家に帰ったリトであった。
「今日は体だるいから帰ってきちゃった」
美柑も何故か帰って来ていた。
「よし…何故か知らんが美柑が帰って来てる」
万能ツールで作ったらしい、『携帯型タンチーキ』で自分の家に居る美柑を見ながら家に向かい走っていた。
「何だか胸騒ぎするな〜…まっ、いいか♪」
少し心配したが直ぐに切り替えた美柑だった。
「ハァ…ハァ…やっと着いた…よし、作戦実行だな…」
少し息切れしながら言うリトだった。
「まずはリコになって…」
メカを使いリコになるリト。
ピンポーン…
インターホンを鳴らすリコだった。
ガチャ…
「はあい…ってリト、なんで女になっちゃってるわけ?」
ドアを開けた美柑。
美柑だけ唯一、リコの存在を消していないのだ。
「いや…ララにやられて…早退して来たんだ。」
とリコは言った。
「そう…まあリト、体汚れてるし風呂を沸かして来るね」
そう言って家に入って言った美柑。
「よし…ばれずにすんだし順調だ…」
呟きながら家に入って言ったリコだった。
「…まずは風呂入ってから考えるか…」
と言いながらも行動を考えるリト。
「お風呂沸いたから入ってきなよ♪」
と笑顔で言う美柑だった。
「入ってくるわ…入ってくんなよ?」
と一応釘を刺して美柑に言うリトだった。
「はいはい…一緒に入ってリトのおっぱい揉みまわそうとしようと考えてないからさ♪」
と言う美柑だった。
「…考えてんじゃん(笑)」
突っ込みをいれながら風呂場に向かっていったリコ。
「ふふ…入っちゃお♪」
そう言いながらリコにばれないようにそっと風呂場に向かっていった。
「…やっぱ来るか…作戦通りだな♪」
微笑むリコだった。