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柊姉妹
官能リレー小説 - 二次創作

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柊姉妹 1

ある晴れた、なんてことない土曜日の午後のこと。

コン、コン
「入るよ…」

そう言ってかがみの部屋に入って来るつかさ、しかし、その声にはいつものような明るさが無い。

「お姉ちゃん…」

彼女らしからぬ思いつめた表情でかがみの顔を見つめるつかさ。
「うん、あのね。お姉ちゃんって、『こする』時、直接おマメからいっちゃうほう?
 それとも、十分にドテとかこねくり回してからやっちゃうほう?」
かがみは最初、つかさが何を言っているかさっぱり分からなかった。
「え? こするとかおまめとか土手とか……何?」
「もう、お姉ちゃんたら〜。私だって恥ずかしいんだよ? 知らないフリはよしてよう」
「え。は、はずかしい?」
恥ずかしいこと。こする。何を? 多分おまめとやら。土手って川のアレ以外にも確か意味が……。
「……」
かがみの中で、全ての単語がつながった。一つの文脈が出来上がってしまった。
そして気づいてしまった。つかさは、手淫について聞いているのだ。
気付いた途端、つかさの方を向いていられなくなるほどの羞恥の熱が込み上げ、
かがみの顔を真っ赤に染め上げてしまった。

「ななななな! 何聞いてんのよつかさ!」
「だってこんなこと、お姉ちゃんとあと一人ぐらいにしか聞けないし…」
あと一人が気になったが、ともかくかがみは落ち着くことに努める。
「え、なら、その……つかさは、やってるのね?」「う、うん」
「日に、何回?」「そんなにしないよー。二、三日に一回ぐらい……」
だんだんと、かがみは自分が興奮しつつあることに気付く。
「さっきからわたしばっかり恥ずかしいなー。お姉ちゃんも、どうしてるか言ってよう」
「わ、わたし? そうね……私は週に一回ぐらい、眠れない時に、かな」
かがみも赤面しつつ、しかしつかさがこうして
真剣に聞いてきているのだからと応じる。

「本当? やっぱり変なことじゃないんだー。で……」
さらにつかさは言いにくそうに黙っている。期待している。その先を。
「……私は、まず胸をさするの。胸を擦って、誰かに揉まれている感じを想像しながら、
 そして乳首をくりくりと服の上からつまんで、もういよいよ耐え切れなくなったら
 股間に指を持って行ってまずは恥丘の周りを手のひらですりすりと……」
と、ここまで語って、自分の自慰語りに自分で興奮していることに気づく。
翻って、つかさは聴く姿勢が真剣そのもの。そこで急に恥ずかしくなってしまう。


「と、とにかくっ、やるのはいいけどほどほどにした方がいいわよっ」
「うん、ありがとー、お姉ちゃん」
早々に話を切り上げようとかがみは机に向き直ると、
つかさはいつもの声に戻って部屋から出ていく。

……しかし、つかさもそういうことを気にする年頃なのか。
そりゃそうだ。現に自分だってそれを致してしまっているんだから。
「いかん……。したくなっちゃったじゃないの……」

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