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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 72





「………ん…」
うさぎが目を覚ました
「お目覚めかな」
うさぎがゆっくり覚醒する
「…デマンド……」
いつもながら、デマンドに抱きしめられながら眠っていたようだ
「おはよう」
「…ん…おはよ…」
「ゆっくり眠れたかな? 体調はどうだ?」

うさぎは記憶を辿る
確かディズニーで倒れて、お城に連れ戻されて、夜中に目を覚まして、
「………っ!!/////」
うさぎの顔が真っ赤になる
あたしったら、なんてことをっっ


「どうした? 熱でもあるのか?」
「なんでもないっっ、大丈夫だからっ」
デマンドがうさぎを抱きよせる
「なら良いが」

デマンドがベッドから起き上がる
うさぎは起きたくないらしく、横になったまデマンドの着替えを眺めていた
彼の支度が終わってベッドの横に来る

「ゆっくり休むといい。何かあれば乳母かボヌールを呼ぶのだ」
「……うん、ありがと」


うさぎはそっと彼の手を取る
「……………デマンド、お願いがあるの」
「なんだ?」



数時間後

〜火川神社〜
神社の前に一台の高級車がとまり、1人の男性が降りる


神社でセーラー戦士たちが作成会議をしていた
居住区では変身して戦うことはないが、よく4人で集まっていた
「おや、みなさんお揃いで」
「!!」
いきなり声をかけられて驚く
「「「ボヌールさん!?」」」
「ご無沙汰しております」
ニッコリと微笑む

亜美「あの、ボヌールさん、どうしてこちらへ?」
ボヌール「プリンセスがどうしてもルナという方にお会いしたいと申しまして、ルナさんをお迎えに参りました」
まこと「うさぎちゃんが、ルナに?」
美奈子「あの、デマンドはそれを承知したんですか?」
ボヌール「はい」

セーラー戦士「「「「…………」」」」
アルテミス「ルナ、どうする?」
ルナ「………行くわ。あたしもうさぎちゃんに会いたい…。本当は、とっても不安だけど……」
亜美「ルナだけなんですか? あたしたちも一緒では…?」
ボヌール「お城まで来て頂いても構いませんが、プリンセスにお会い出来るのはルナさんだけですよ」
セーラー戦士「「「………」」」

美奈子「わかりました。私たちも一緒に行きます」
レイ「ちょっと、美奈子ちゃんっ」
美奈子「大丈夫だいじょ〜ぶ、万にひとつって、私たちも会えたりする事もあるじゃな〜い!?」
ボヌール「わかりました。みなさん、どうぞ車へお乗り下さい」

〜数分後〜
美奈子「やっぱり空を飛ぶと早いわね〜!」
お城の廊下をボヌールを先頭に歩いている
亜美「あの、ここは前に来たお城とは違いませんか?」
まこと「広いお城だもの、通路が違うだけさ」
ボヌール「よくお気付きになりましたね」

セーラー戦士「「「えっ!?」」」
ボヌール「ここは城の一番外側の棟になります。先日ご案内したのは別の棟です」
レイ「どうしてそんな事をするんですか!?」
ボヌール「申し上げたはずです。『プリンセスにお会い出来るのはルナさんだけ』だと」

ガチャ
ボヌールが部屋の扉を開ける
「応接間です。みなさんをご案内出来るのは此処までです。こちらでゆっくりお待ち下さい」
美奈子「待って!! どうしてこんな事をっ!?」
ボヌール「プリンセスは我が主の奥方さまです。デマンド様の許可なくお会いになる事は出来ません」

ルナ「みんな、あたしは大丈夫だからっ、ここで待ってて…」
アルテミス「……ルナ…」
ルナの脚が震えていることに気付く

ボヌール「ではルナさん、私に着いてきて下さい」
ルナ「………はい。 じゃあみんな、また後でねっ」
「「…ルナ……」」


長い廊下を歩く
ボヌール「さて……」
ボヌールがある部屋へ入っていく
その後を追うルナ


ボヌール「野蛮な事はしたくないのですが……」
いつの間にか女性2人が部屋にいる

ルナ「(ま、まさか……)」


「にゃ〜〜〜!!!!」
部屋中に悲鳴が響き渡る

ボヌール「すみません、猫はシャンプーが嫌いだと存じてるのですが、プリンセスがあなたに触るかもしれないので念のため」

ルナ「しっ、失礼ねっ! 汚くなんかっ、ないわよ!!」


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