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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 71

もう彼の知らない所はないと思っていた

『私を愛してないだろう?』
『どうすればお前が手に入るんだ!?』

……デマンド…
あなたの心がわからない
あたし、どうすればいいの……?
ずっと側に居てあげるのに

うさぎはそっとデマンドの男根を触る

もっと、あたしの中に来て
もっと、身体の隅々に貴方を刻み付けて
そして、もっと中で出して
貴方のコレも、子種も、あたしのだ


!!
うさぎはハッと我にかえる
『あたしのだ』?
あたし、この人が好きなの……?
まさかっ……!


「……ん…」
彼が眼を覚ました

先ほど、うさぎがデマンドの胸に顔を寄せたため、デマンドからうさぎの顔が見えない

うさぎが男根に手をあてていることはわかる
「……セレニティ?」
「!!」
うさぎは頭を上げてデマンドを見る
デマンドと目が合う
うさぎの瞳が揺れている
明らかに動揺している

「どうした? 怖い夢でも見たのか?」
「っ、、違っ…」
今、顔を見られたくないうさぎは、またデマンドの胸に顔を寄せる

「珍しいな…。お前からよってくるとは……」
「っ、今っ顔を見たら怒るからっっ」
自分がどんな凄い顔をしているのかわからない

デマンドがうさぎの背中をそっと抱き締める
「今も、だが、お前が自ら私の手を握ってくれた時は嬉しかった」
嬉しかった……?
じゃあ、あたしが自らの意志でコレを中に入れたら、もっと喜んでくれるの?

うさぎはデマンドの下着をずらして、自分のショーツを脱いでデマンドの上に跨がる

そして
ズブッ!
「あぁ!!」
濡れてもいない自分の秘部に男根を受け入れた
「んっ……ああ……」
デマンドが上半身を起こして、うさぎの頬を撫でる
「どうした? 怖い夢でも見たのか?」
うさぎとデマンドが見つめ合う
「……違うっ……デマンド、もっと側にいて…」
「? 何を言っている? こうして誰よりも側に居るではないか」
デマンドが軽く腰を降る
「っ、ああん………デマンド…、もっと貴方に触りたい…」
「いくらでも触ればよい」
うさぎとデマンドは深く口付ける


ずっと一緒に居たから情が移ったのかもしれない……
あたしも好きなんて言ってあげない
それが、ちびうさとまもちゃんへの、せめてもの罪滅ぼし





〜翌朝〜
「……ん…」
デマンドが目覚めた
セレニティは?
デマンドに抱き締められたまま、まだ眠っていた

デマンドは軽く微笑んだ
………こうして、セレニティと一緒にいる
それだけでも充分に心が休まる
「セレニティ」
自分の腕の中で安心したように、スヤスヤと眠っている


コンコン
誰かがドアをノックする
「入れ」
「失礼致します」
乳母が入って来た
ベッドへ近付いてくる
「デマンド様、おはようございます。姫様は?」
デマンドとうさぎはまだベッドの中に入た
うさぎはデマンドに抱き締められたまま眠っていた
「まぁ!姫様」
乳母が声をあらげる
「構わぬ、寝かせておけ」
「デマンド様、しかし……」
「体調不良が続いている、ゆっくり寝かせてやれ」
「……わかりました」

デマンドはうさぎの顔を見て
「何かあれば呼ぶ。下がっていろ」
「かしこまりました」
乳母は一礼して部屋から去る
「姫様……?」
デマンドの腕の中に入た、うさぎに違和感を覚えた

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