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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 66


「デマンド、何かアトラクションに乗る?」
「アトラクションとは?」
「パーク内にある乗り物!」
「興味ない。乗りたいのか?」
「乗りたいのもあるけど……、行列に並ぶのって苦手なのよね。パレードは絶対みたいけど!」

そんな話しをして歩いていると、ダッフィーのマーク、ダッフィーブレンズの模様が沢山あるエリアにたどり着いた
「あ! ここってダッフィーのおうちエリア!?」
急にテンションがあがるうさぎ
「ここ入ってもいい?」
建物へ入っていく
「へ〜! ご飯を食べながらダッフィーのショーがみられるのか!お昼ご飯まだだし、食べようかな!」
店内にメニュー表が並んでいる
「ファストフードみたいなメニューばっかね……。ダッフィーのショーはみたいし、後で来ようかしら? デマンドはお腹空いてない? 大丈夫?」

「わたしは平気だ。食べたい物でもあるのか?」
「特にコレといってないけど、せっかく来たんだからディズニーらしいものが食べたい!(高そうだけど)」
店を出る
横に小さなお店がある
「キャラメルミルクティーだって!飲みたい! デマンドは?」
「わたしはいい」
「そう? じゃあ買ってくるから、少し待ってて!」

うさぎが買いにいくと、フェンスにもたれるデマンド
もたれているだけなのに、絵になる

「あの〜すみません」
頬を少し赤らませた女の子2人組がデマンドに話しかける

「お待たせ〜!」
ドリンクを持って、デマンドの所へ小走りで走っていくうさぎ
「!?」
デマンドが女の子に囲まれている
女の子たちが話しかけても、興味なさそうにしているデマンド

ズキン!
胸が痛む
(なにこれ?胸がモヤモヤする……)
「セレニティ」
デマンドがうさぎに気付いて、うさぎの所へ歩いて来る
どう見ても、話し掛けてきた女の子たちは眼中にない様子だった
それでも、うさぎはなんかイヤだった

「……あ、お待たせ…」
デマンドが微笑む
うさぎが自分の意志で、デマンドの元へ戻ってくるのが嬉しいらしい

「ごめん、ドリンクを飲んでる間だけ、ダッフィーを預かってもらえる?」
デマンドにダッフィーの抱き枕を渡す
「アロンとマナより大きいな」
「そうだよ。大きいのばっか買ってくれたじゃん! ルベウスに預けた子たちなんて、もっと大きいわよ」
ドリンクを完食するうさぎ

「預かってくれてありがと! 次は隣のおうちに行きましょ!」
入ってすぐの所に特大サイズのダッフィーが椅子に座っており、周りはぬいぐるみや、ダッフィーのグッズが沢山並んである
「ここもお土産屋なんだ〜!」
特大ダッフィーに近付いて、ダッフィーをなでる
値札『ダッフィーLサイズ、5万4千円』
「これがLサイズ?? Mサイズの3倍はあるんじゃない!?」
「気に入ったのなら………」
「いらない!」
(注・ダッフィーLサイズはシングルベッドを占領される程の大きさ)
海外風の一軒家みたいな、こぢんまりとしたお店で、所狭しとダッフィーたちが並んでいる
「さっき見たヤツばっかだね〜!」
うさぎが抱いているダッフィーの抱き枕まである
ダッフィーMサイズを見付けた
「これだよ!さっき買ったの」
デマンドに持たせる
「………思ったより、大きいな…」
「でしょ?」
「………ここでは何か購入するのか?」
「う〜ん、最後にしようかな。まだパーク内を回りたいし

ダッフィーMサイズを棚に戻して、店の外に出る

「デマンド、無理してない? あたしが行きたいって言ったから………」
ディズニーに来てから、デマンドが楽しそうに見えない
無理に付き合わせちゃったかしら……?

「いや、見るもの全てが新鮮で少し戸惑ったが……、おまえと散策が出来て、おまえの笑顔が見れて、嬉しい」
「……デマンド……」

デマンドはうさぎに口付けをしたいが、うさぎが抱いているダッフィーの抱き枕が邪魔で仕方ない
(やはり、小さなものを………)
歩き出す2人




ルベウス「護衛なんて必要ないくらい、プリンスはあの女から離れないな。見せ付けてくれちゃって」
サフィール「いや、兄さんの性格を考えれば、こんな所に興味がないのはわかりきっている」
ボヌール 「きっと、プリンセスのお力ですよ」
2人を見守る護衛たち




そんな時を知らないうさぎ
「……お腹すいた…」
ポップコーンを売ってるお店はよくみかける
「どこかで食べるか?」
「ディズニーらしいものが食べたい。ランドなら、あちこちで……」

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