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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 65



「「あっははは!」」
大荷物を持ったルベウスを見て大笑いするサフィールとボヌール
ルベウス「ちくしょー!!」
ボヌール「ルベウス様、デマンド様のご命令です。大事に扱って下さい」
サフィール「テレポートでその荷物を城に運んだほうがいいんじゃないか? 兄さんはまだ買うつもりみたいだし、荷物が増えるだけだぞ。……くくっ」
笑いを堪えるサフィール

ルベウス「………わかったよ、すぐ戻る」
城にテレポートした






「セレニティ、先ほどのカードはああやって使うのか?」
デマンドがボヌールから渡されたICカードと同じものを眺めながら言った
「あれっ? デマンドも持ってたの??」
てっきり、デマンドがお買い物をした事がないから、あたしが預かったのかと……
「ボヌールに渡された。しかし使い方がわからん」
「あたしも、さっき初めて使った時は、使い方に戸惑ったけど……お会計の時にかざすだけみたいね」
(残高には驚いたけど……。)
「大丈夫! あたしがずっと一緒にいるから!」
笑顔でうさぎが言った
「……セレニティ……」
デマンドとうさぎが見つめ合い、デマンドがうさぎの頬を撫でる
「その言葉、本当だな……?」
「えっ、あたし、変な事いった???」
うさぎには、悪気なく出た言葉らしい
デマンドは少し残念そうだ

お土産屋を出て歩く2人
「ところでセレニティ、なぜそんなものを抱いている?」
うさぎは先ほど購入したダッフィーの抱き枕をショップ袋から出して抱いていた
「気に入ったし、周りの子たちがみんな、ぬいぐるみを抱いているから」
周りを見ると、みんな片手にぬいぐるみを持っている
「なぜだ?」
「さぁ?」
デマンドはうさぎがダッフィーの抱き枕を抱いているせいで、うさぎと手を繋ぐ事が出来ないのが不満そうだ
「ルベウスに預けて、小さなものを購入するか? ずっと抱いているのも邪魔だろう?」
「………そうだけど…可愛いし、このハートのクッションが気持ちいいし…」
うさぎはダッフィーの抱き枕を見つめながら言う
「そういえば、先ほどのぬいぐるみの中に手を入れる手袋みたいなもの、アロンとマナが喜びそうだな」
「そうねっ、後でお土産に買いましょ!」
うさぎがデマンドに笑顔を向ける


グイっ
デマンドがうさぎを抱きしめる
(もちろん周辺に人が沢山いる)
「デっデマンド///(みんな見てるっ///)」
「おまえの笑顔が沢山見れて、嬉しい」
「えっ?」
デマンドが微笑んで、ゆっくりとうさぎに口付ける

周りのカップル『『『きゃ〜!!!』』』




サフィール「………兄さん…」
ルベウス「さすがプリンス」

デマンドは周囲に人が沢山いてもおかまいなしに2人の世界を作ろうとする

ゆっくりと唇が離れる
「ちょっ///、デマンド!!
人が沢山いる所でこーゆー事っっ」

「わたしの妃に、わたしが口付けをしても問題はない」
「あのね〜!!!」

あれっ?
あたし、なんでこんなにドキドキしてるんだろう?
周りに人が沢山いるから?
デマンドとキスなんて、いつもしているのに………

「セレニティ、何を怒っている?」
はっ、いけないっ、せっかくディズニーに連れて来てくれたのに……!

うさぎとデマンドが向き合う
「………お願いだから、人前でキスなんてしないで。恥ずかしいから!」
「わたしは別に気にしないが」
「あたしは気になるのよ!!」
ダッフィーの抱き枕に顔を埋める

「セレニティ」
デマンドがうさぎの肩を抱く
「行きましょ!」
適当に歩み出す2人

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