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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 63

「セレニティ、その服だけで良かったのか?」
「えっ、うん。この服、すごく可愛いし! さっきのお洋服屋さん、また行きたいな〜!」
どうやら、うさぎの趣味の服が沢山合ったようだ
「あんな感じの服が好みなのか?」
「あたしは、膝丈くらいのワンピースとかスカートとか好きだよ。ドレスだと、裾で躓いて生傷が絶えず……」
「……単細胞…」
「あ〜! だったらお城でもワンピースとか着させてよっ、キレイなドレスを着れるのは嬉しいけどさ、大人っぽいのは似合わないし……!」



ボヌール(………今日はやけに2人の世界を作るな…。デマンド様、数日でずいぶん成長されましたね。………けど、この2人の世界のそばに居づらいな……。)
端からみると、イチャついてるようにしか見えないデマンドとうさぎ




〜ディズニーシーの駐車場〜
1台の高級車が到着する
「なんでオレがっっ、プリンスのデートの護衛なんてしなきゃならないんだっっ!!?」
「護衛じゃない。荷物持ちだろ」
高級車からルベウスとサフィールが降りて来た
「荷物持ちってっ!?」
「あの女なら、どんな人混みでも兄さんが離さないだろう。僕たちは陰ながら見守っていればいい。おまえは、それに+αで荷物持ちが付くだけだ」
「だからっ荷物ってなっ!?」
ここにもデートに振り回される人たちがいた


〜数十分後〜
先ほどの高級車よりも更に高級車が到着する
ボヌール「ディズニーシーに到着しましたよ」
車を降りるデマンドとうさぎ
駐車場から入場ゲートへ歩いて向かう

お昼なだけあって、入場ゲートは空いている
ボヌール「パークの入場チケットです。楽しんで来て下さいね」
入場チケットをうさぎに渡す
「ボヌールさんは行かないの?」
「えぇ、お2人で楽しんでいらして下さい」
「え〜!」
「プリンセス、先ほどお渡ししたICカードはお持ちですよね? デマンド様、パーク内は混雑しております。くれぐれもプリンセスとはぐれないように気を付けて下さい」
「……デマンド…」
「行こうか」
うさぎの肩を抱いて入場ゲートを通る2人


それを遠くから眺める男性2人
「僕らも行こうか」
「なんでオレがっっ」
ボヌール「……わたしは既に疲れ気味です…」
既に息の合ってない3人


入場ゲートを通ると正面に大きな地球儀の噴水がある
「わ〜! すっご〜い!」
地球儀周辺には記念撮影をする人が沢山いた
うさぎは自分の肩を抱いているデマンドを見る
(写真とか興味なさそう……。)

うさぎとデマンドの近くにいる女の子たちが、デマンドに興味を示し始めた
『あの人、カッコよくない!?』
『ディズニー映画に出てくる王子様って感じ!』
ぴくっ
うさぎの耳に入る
(本物の王子様だもんね。黙っていれば!めちゃくちゃカッコいいのに……。)
うさぎがじぃ〜と見ている事に気付くデマンド
「どうした?」
「あっ、ううん、なんでもないっ」

デマンドがうさぎの額にキスをする
『『『きゃ〜!!!』』』
周りの女の子たちが悲鳴をあげる
『本物の王子様みたい!』

「地球儀はもういいのか? ぬいぐるみはどこで売っている?」
「さぁ? お土産屋さんでしょ? ごめん、シーには来た事がなくて詳しくないのよ……。みんなが歩いて行く方についていきましょ」
人の流れについていくうさぎたち

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