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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 62

ボヌール「どうぞ」
車のドアをボヌールが開く
デマンドとうさぎが車から降りる
目の前に大きなショッピングモールがある

「これがショッピングモールか……」
ボヌール「ここは大型のショッピングモールです。プリンセスに似合うお洋服があればいいのですが」

うさぎがデマンドの手を握る
「行きましょ! ボヌールさんも!」
デマンドとうさぎの後を見守るように歩くボヌール

「セレニティ、どういった服が欲しいのだ?」
「う〜ん、服は直感かな〜。気に入ったものを」
一つの建物の中に色んなお店が入っている前を歩く
「取り敢えず、ショッピングモールの中を歩いてみていい? 気に入ったものがあれば言うから」
「ああ」
一つの階にカフェ、雑貨屋、洋服店など色んなお店がある
「あっ! あそこの服屋さんに入っていい!?」

店の中に入ると、その店は中世ヨーロッパをイメージしたアンティーク調造りの服屋だった
「かわい〜!」
服を見るうさぎ

「あっ!」
店の奥にマネキンが着た服を見付けた
「この服、めっちゃ可愛い〜!」
うさぎが興味を示したので、デマンドとボヌールが来る
「この服どお?」
「いいんじゃないか?」
あまり興味を示さないデマンド

「お決まりですか?」
店員さんが話し掛けて来た
「このジャンスカ、すごい人気で残りわずかなんですぅ。今年はこのトレンチ風のジャンスカが人気で……、よければご試着下さい」
「あの…、これは何を合わせたらいいですか?」
「ブラウスを合わせるのが大道ですね! こちらのブラウスとかインナーを合わせてみては?」
もはや話しについていけないデマンド

「ごめん、試着して来るね」
試着室に入るうさぎ
ボヌール「デマンド様、いかがなさいましたか?」
「いや、前も思ったが、セレニティは城の外だと生き生きしているな……。」

「デマンド、ボヌールさん、どお?」
着替えたうさぎが試着室から出てきた
「う〜ん、やっぱり紺色の方がいいかしら? でも水色の方が可愛いし……」
「まぁ! よくお似合いです〜!やっぱりブラウスがお似合いですね!」
店員さんが話し掛けて来た
「デマンド……どお?」
「いつもと感じが変わるな…。よく似合っている」
「ホント!? でも、今着てる水色と紺色だと、どっちがいい?」
「気に入ったのなら、両方とも……」
「えっ!? とにかく紺色も着てみるっ!」
試着室に戻って着替える
「どお?」
着替え終わったうさぎが出てきた
「やっぱり可愛いのは水色で、紺色は落ち着いた感じね」
「う〜ん、せっかく今からディズニーへ行くんだし、水色にしよ!デマンド、ボヌールさん、コレ買ってもいい?」
「あぁ」
ボヌール「プリンセス、遠慮せずにもっとお高いのでも構いませんよ!」
(もっと高いの……って、このブラウスが5900円と、ジャンスカが7900円……)
「コレでいいですっ!!」
ボヌール「申し上げにくいのですが、あんまり安物だと、デマンド様に釣り合わないのです……」
「わたしは構わぬ。セレニティが気に入ったものなら」
ボヌールが服を調べる
(安すぎず、高すぎず……、安っぽい生地でもないし、デマンド様のお隣に居ても大丈夫かな……)

ボヌール「では、コレにいたしましょう。着ていかれますよね?」
ボヌールが店員さんと何かを話している
「………デマンド、変じゃない?」
「あぁ、とてもよく似合っているよ」
ボヌール「お待たせ致しました。同じものを出して頂いて、タグも外して頂いたので、プリンセスこちらにお着替え下さい」
「はい……」
うさぎに、うさぎが選んだブラウスとジャンスカを渡す
ボヌール「では、わたしはお会計をして参ります」

「デマンド、お待たせ」
うさぎが選んだ白いブラウスと水色のジャンスカに着替えた
「同じ服なのに、色が違うだけで、ずいぶん雰囲気が変わるんだな……」
デマンドがうさぎの頬を撫でる
「この服、不思議の国のアリスっぽくて気に入ったの。ありがと……。」
デマンドの腕に抱き付く
ある意味で2人の世界の中に入れないボヌール



ボヌール「どうぞ」
再び車のドアを開け2人を乗せる
ボヌールが車を発車させる
ボヌール「このままディズニーへ向かいますね」
「はい! お願いします!」

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