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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 61

「いいえ、デマンド様とお出掛けです。沢山、恋人気分を味わって来て下さい」
恋人!??
えぇっ〜!?
「それと、コレをお持ち下さい」
ボヌールが1枚のカードを差し出す
「なにコレ???」
「ICカードです。このカードの中にお金がチャージされておりますので、このカードで何でもお買い物が出来ますよ。カードの中に100万ほど入っております」
「えぇっ〜!?」

「おや、足りませんか?」
「足りないってっ………てゆーか、そんな大金……」
「姫様、やはりお加減が悪いのですか? 100万ごときで動揺なさるなんて……。」
「ひゃ、100万ごとき…って」
「? 姫様のドレスはもっとしますが?」
どっか〜ん!
うさぎの頭が爆発する




〜数十分後〜
乳母が紅茶を入れる
「落ち着かれましたか?」
「えぇ…、少し…」
ここの人達ってどーゆー金銭感覚をしてるのよ!?
「わたくしも少し驚きました。お城に来られる前は普通に暮らされておられたのですね」
「え?」
「確かに100万円は一般人には高額です。ですが、このお城でいうと……」
「そうね……、お城に来る前はママがデパートのバーゲンでよく服を買ってくれたわ……」
うさぎは遠い目をして語った



コンコン
部屋をノックする音
カチャ
「デマンド!」
「デマンド様」
うさぎはデマンドに駆け寄る
「どうしたの? 早かったじゃない」
「予定より早く終わってな。早めに出掛けるか」
「うん!」
デマンドがうさぎの頬を撫でる
「くれぐれも無茶はするな。しんどくなったら、すぐに言うのだ」
「……えぇ、わかった」
うさぎは急いで支度を始めた
支度を終えたうさぎ
キャミワンピと肩掛けのミニショルダーバッグで出掛けようとする
「………セレニティ、その服、露出が多すぎやしないか?」
「ボヌールさんが、ディズニーに行く前にデパートかショッピングモールで探しましょうって」
(デパート? ショッピングモール?)

乳母「デマンド様、姫様に似合うお洋服を選んで差し上げて下さいませ。デマンド様、姫様、楽しんで来て下さいませ」
乳母が一礼する

うさぎの部屋を出て廊下を2人並んで歩く
「今日はディズニーまでどうやって行くの?また車?」
「あぁ、城の前に車を待たせてある。……セレニティ、その服装の時はわたしから離れるな」
デマンドがうさぎの肩を抱く
肩出し、ミニスカートで露出が高いらしい
城の門の前で前と同じ車が停まっていた
ボヌールがにっこり微笑んで
「デマンド様、プリンセス、お待ちしておりました。どうぞ」
車のドアを開けて、デマンドとうさぎが乗るとドアを閉める
ボヌールも車に乗り、シートベルトを付ける
「出発しますよ」
前と同じように車が浮き、動き出した
「プリンセス、お城にいらっしゃる前はどういった所でお買い物をされておりましたか?」
(えっ、、服ことよね??)
「服は……いつもママがデパートで……」
「ではデパートに向かいますね」
「あっ、いえ、ショッピングモールでお願いしますっ!」
(デパートなんて行ったら、すごい高いのを買ってくれそうだし、バーゲンをしてない時のデパートの売り場の空気って苦手だわ……。)
「かしこまりました。ではショッピングモールへ向かいますね。お昼ご飯はどうされますか? ショッピングモールでお召し上がりになられますか?」
「いえ、ディズニーで食べます!」
(珍しいな。セレニティが後で食べるなど……。)
「デマンドは、ディズニーでご飯でいいの?」
「あ、あぁ、おまえに合わせる」
急に話しをふられて動揺するデマンド

「デマンド、ありがとう。ディズニーへ行けるなんて思ってなかった…。すごく、嬉しい………。」
「……セレニティ…」
うさぎの肩を抱きしめる
「………ディズニーとは、どういった場所なのだ? さっきから言っている、デパートやらショッピングモールとやら……」

「!!」
ぶったまげるうさぎ
(そーいえば、お買い物をした事がないって乳母さんが言ってたわね。まさか、お城から出た事がないとか!?)

ボヌール「デパートはですね、高価なものを取り扱ってる大きなお店です。ショッピングモールは、誰でも気軽に立ち寄れる、普通のお値段のお店ですね」
「そうそう! デパートは高級品を取り扱ってるお店!
ショッピングモールは学校帰りにでも寄れるお店」
ボヌール「ものは一見です。もうすぐショッピングモールへ着きますよ」
「わ〜い、ショッピングモールなんて久しぶり〜!」
「……?」
間もなくしてショッピングモールの駐車場へ到着した

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