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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 58

ボヌール「こちらはプリンセスへとセーラー戦士から退院祝いです」

デマンド「中身を確認してもらえるか?まさか、通信機など仕掛けられてないだろうな」
ボヌール「かしこまりました。確認致します」
(プリンセスの事になると用心深いな…。)
プレゼントのラッピングを綺麗に外して、何も仕掛けられていないか確認する

ボヌール「デマンド様、大丈夫です」
デマンド「そうか。ご苦労」
ボヌールがうさぎのカチューシャに気付く

ボヌール「プリンセス、こんなカチューシャをお持ちでしたか?」
デマンド「先ほど美容師がセレニティへと持ってきた」
ボヌール「左様でございますか。プリンセスは色んな方に愛されておりますね」

デマンドがテーブルの上にある、紫のうさぎのぬいぐるみを見る

デマンド「なんだあれは? あんなものセレニティにふさわしくない」
ボヌール「昔の友人からのプレゼントです。プリンセスがお好きなものかもしれませんよ。人気のキャラクターみたいですし」
デマンド「………………。(セレニティ、あんなものが好きなのか?)

うさぎ「……ん……」
うさぎが目を覚ました
デマンド「セレニティ」
ボヌール「プリンセス、お気付きですか」

うさぎ「デマンド、ボヌールさん…。咽が乾いた」
ベッド横のミニテーブルから手際よく、ポットからグラスに水を入れる
ボヌール「どうぞ」
うさぎに水の入ったグラスを差し出す
うさぎ「ありがと……」
水を飲むうさぎ
飲みおえるとミニテーブルにグラスをおいた

ミニテーブルの上に紫のうさぎのぬいぐるみがある
うさぎ「かわい〜!ステラルーちゃんだ!」
ぬいぐるみを抱き上げて喜ぶうさぎ

ボヌール「プリンセス、お好きなキャラクターですか?」
うさぎ「うん!大好き!」
デマンド「……………」
嬉しそうなうさぎ

うさぎ「どうして、ルーちゃんのぬいぐるみが?」
ボヌール「セーラー戦士からプリンセスに退院祝いです」
退院祝い? あ!

うさぎ「ごめんなさい、退院パーティーはどうなったの?」
デマンド「気にするな。また後日に」
体調不良のうさぎを今セーラー戦士に会わせたくないデマンドはセーラー戦士が食堂にいる事を告げない

うさぎ「じゃあ、また後日にみんなに会えるの?」
うさぎはとても嬉しそうだ
嬉しそうにぬいぐるみを抱き締める

デマンド「セレニティ、そのぬいぐるみが気に入ったのか?」
うさぎ「えっ、ふわふわで気持ちいいし、かわいいから好きだけど」
デマンド「……………、、、ボヌール、ルベウスに命じて明日、全種類買って来させろ」
うさぎ「ええっ! あたしは嬉しいけど、全部は……!」
デマンド「遠慮するな。おまえの望みは叶えてあげたい」
デマンドが優しくうさぎの頬を撫でる
(嬉しいけど、さすがに全部は……! それに自分で選びたいし…。ん?待てよ…?)

うさぎ「その子、ディズニーシーでしか売ってないよ?」
デマンド「ディズニーシー? なんだそれは?」
ボヌール「居住区にある、大型商業施設です。夢の国とも呼ばれております」
城からあまり出たことのないデマンド
世間知らずのため、あまり理解が出来ない
ボヌール「そういえば、ディズニーは家族、恋人で行かれるものだそうです。デマンド様、プリンセスとご一緒に行かれては?」
うさぎ「えっ!(ディズニー行きたい!)」
デマンドはうさぎの顔を見る
いかにも行きたい!と訴えている
デマンド「………わかった」
うさぎ「ホント!? やったー!!」
うさぎは大喜びしていた
ベッドの上で、嬉しそうにヌイグルミを抱き締めたり、微笑みかけたりするうさぎ
(こんなセレニティは初めてみたな……。あんなもので良ければ、いくらでも与えてやるが………。)




〜食堂〜
ボヌール「ただいま戻りました。プリンセスがちょうど目を覚まされまして、プレゼントをとても喜ばれておりましたよ」
まこと「そっか、良かった〜!」
亜美「あの、目を覚ましたんなら、少しでもうさぎちゃんに合わせて頂けませんか?」
美奈子「そーよ!ちょっとでも合わせて下さい!」

ボヌール「残念ですが………。ですが、デマンド様がまた改めて退院祝いを開くとおっしゃっておりました」
美奈子「え〜!! またうさぎちゃんに会えるのは嬉しいけど……。」

「うわ〜〜〜ん!!!」
乳母「マナ様っ!」
目を覚ましたマナが泣き出した

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