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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 27

「許す許さんも、いつもしている事だ」
「……え?」
「毎晩こうして生で挿入し、中で出す。いつもしている事だろう」
「っ!」
確かに、コレは子どもを作る行為だ
考えもしなかった……!
「……あ…ぁ」


「おまえは既に私のモノなのだよ」
「…あ…ぁっ」
思慮が甘かった


うさぎは繋がったまま振り向きデマンドを抱き締めた

「…………ごめんなさい……あたし… 貴方のモノ……」
最近は大切にされすぎて忘れていた
彼に逆らったら、セーラー戦士たちが、地球のみんなが……

あたしには帰る場所なんてなかったんだ

「っ………ごめん……な…さい」
うさぎはデマンドに抱き付いて泣きながら許しを求めた

「セレニティ……」
デマンドの表情は穏やかだった
「私と結婚してくれるか?」
「……………はい」




現実を突き付けられてわかった
あたし…今度こそ本当に逃げられない





「……続きを……」
うさぎは早くイキたいのか、体が疼いて仕方ない
「お願いっ…………ダメぇ?」
デマンドはうさぎの頭を優しく撫でる
「愛しい妃の頼みだ」

デマンドがまた攻撃をし始める
「っっ、ああっ……ダメぇぇ」
「どうしてほしい? おまえが続きを望んだのだよ」
「ああっ… もっと奥まで突いて……もっと擦って……」
「わかった」

ズズっ!!
「いやぁー!! 深過ぎるよぉっ」
ダメっ、こんな深いの、絶えられないっ
「…っっ、はぁ……」
後ろから声が聞こえてきた
デマンドも感じてくれてるの……?
感じてる彼の顔を見たい


「デマンド……」
うさぎは自らベットの上に仰向けに寝て、脚を広げた
「…きて……」
「ああ」




ー数時間後ー
デマンドがシャワーから出て来た
「支度は出来たか?」
うさぎはベットの上に裸で座っていた
「デマンドぉ」
「どうした?」
「……………立てない」





「………………」
やり過ぎたか……
いや、もっとして欲しいと望んだのは彼女だ


デマンドはうさぎの傍へ行き
「仕方ない、今日はゆっくり休め」
「……………お出掛けするんじゃあ?」
うさぎの頭を撫でる
「急用ではない。おまえの体のほうが大切だ」
「ホント?」
「ああ」


「デマンドぉ」
「どうした?」
「喉が乾いた」
「…………………」
わたしに取れと?
しかし、歩けなくなる程 突いたのはわたしだ……
デマンドうさぎに甘い
うさぎの頼みでなければ、サフィールの頼みでもきかなかっただろう
冷たいお茶の入ったコップをうさぎに渡す

「ごめん………ありがとう」
「……礼を言われたのは初めてだ」
「そうなの? 普通、何かして貰ったらお礼を言うものよ」
「そうか……」
些細な一言がデマンドの頼み胸に響いていた



お礼を言われるのは初めて………
プリンスだもんね、そうとう甘やかされて育ったのかしら?
今でこそ優しいけど、最初は自分勝手だったものね

「「………………」」
お互いに何か言いたげだった


「どうした?」
先に口を開いたのはデマンドだった
「ううん、何でもっ……」
自分でも意外だった、まさか、この人のことをもっと知りたいと思うなんて…………

デマンドの左手が何かキラリと光った
「デマンド……それは……?」
「何か?」
「左手で何か光ったよぉな」
デマンドが左手を差し出す。そこにあったのは
「指輪?」
シルバーのシンプルな指輪だった。
この指輪、見覚えがある
うさぎの左手の薬指に着けているものと同じ
だいぶ前にデマンドから貰ったもの
何度も外そうとしたのに、外せなくて仕方なくずっと着けていた指輪

これ……ペアリングだったの?

「デマンド、貴方、指輪なんて着けていた?」
「コレか? おまえにその指輪を贈った時から着けている」
この指輪を貰ったのって、だいぶ前よ?
全然気が付かなかった
あたし、この人を怖がって、この人を何も知ろうとしなかった




「デマンド……ごめんね」
「何を謝る?」
「言わない」
「おかしなヤツだな」
デマンドが微笑む


……………なんか、穏やかな雰囲気を感じる
この星に連れて来られてから初めてかもしれない

確か、この指輪を貰った時にも結婚の話をしたよね。
その時からずっと、あたしとの結婚を望んでいたの?
ずっと気持ちも変わらずに……


「ねぇデマンド」
「なんだ?」
「貴方って他に恋人いないの?」
ずっと気になっていたことを聞いてみる
「は?」
「だってっ、普通 王様とか王子様って奥さんや側女が沢山いるんでしょっっ!?」
出来ればそうであってほしいと思いながら聞いてみた
だって、他にも女の人がいれば、いつかここから逃げられるかもしれない

「そんなもの興味ない」
返ってきた言葉に力を落とした
「わたしは、おまえさえいれば良い」
何度も言われたその言葉……
それは本当だろうか?
デマンドがうさぎの頬を撫でる
「何故そんなことを尋ねる。嫉妬か?」
「ちっ違うわよっっ!!」
上手くいけば、逃げられると思ったのに
とりあえず話を逸らそう
「そういえばデマンドのお父さんとお母さんは?」

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