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月野うさぎとプリンスデマンド
官能リレー小説 - 二次創作

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月野うさぎとプリンスデマンド 20



あたしが気持ち良ければ…?
「もっと……めちゃくちゃにして…! あたしの旦那は……貴方なんだって」


! 旦那…?
ようやく自分の立場を理解したのか?
まぁよい……彼女の望み通りに
「セレニティ、もう一度言ってみろ。おまえは誰の妻だ?」


………っ、
「あたしは……貴方のっ、プリンス・デマンドのもの…」

「よく言えたな。ご褒美をくれてやろう」

ズンッ!!
「あぁっ!ふか…いっ」
もう駄目っっ
「……はぁ……お願いっ、イカせて…」
「あぁ、わたしの全てをココに注いでやろう」


「っ!! ああっ イッちゃう〜!!!!」

ピュルルルル!
ドクドク……

「……はぁ…はぁ」

もう…何度、彼に中出しされたんだろう……
あたしは…デマンドのもの…
中で出すのも彼の自由
夫婦だもの



「……セレニティ」
また果てたか…
『あたしの旦那は…』
確かにそう聞いた


「……デマンド……
ごめんなさい…」

「? 何の詫びだ?」
「だって…またあたしだけ……」

うさぎの頭を優しく撫でる
「良い。おまえさえこうして側にいれば」


……? あたしが側にいれば…? その先は?

うさぎはデマンドを見つめた


「……………それは誘っているのか?」

「ぶほっ、そーゆー訳じゃあ…」

「おいで」




翌朝

体が痛い…あれから、どうしたんだっけ?
デマンドったら手加減してくれないんだから!

手を動かしてみる。
…? 温い…? 人肌?
……っ!! デマンド!!
なんで隣で眠ってるの!?

「……ん……」
デマンドが目を覚ました
「………セレニティ…もう起きていたのか…」

うさぎは動揺を隠しきれなかった
「…………なんで横で寝てるの?」
「昨夜は燃えたからな。そのまま眠ってしまったようだ」
うさぎは裸で枕を抱き締め、見るからに警戒していた

「おいで。何もしないから」

「………本当に?」
「…ああ」

うさぎは恐る恐る彼の隣に近付いた


大丈夫よね!?
朝から何もしないわよねっ!?



「………もうすぐ1年だな」
「ほぇぇ?」
うさぎの頬を撫でる
「おまえが、この城に来て」

1年……もうそんな立つの?
デマンドが微笑む
「おまえが手に入って、とても幸せだよ」

幸せ?
あたしが側にいれば?

そう言えば彼の口から『これからは、わたしの妻として傍にいてもらう』とは言われたけど、あたしの事をどう思っているのか聞いた事ないな…

ネオ・クイーン・セレニティに惚れてたみたいだけど………


「……デマンド」
彼を正面から見据えた
「教えて…どうして、あたしをこの城に連れて来たの?」
「おまえを我がものにするためだ」
「我がものにしたら…それで?」
「ずっと傍に置いておくさ」

「どうして?」


彼が飽きれ笑いをして
「わからないのか? 我がお妃さまは…」

「……貴方の言葉で聞きたいの…」
撫でいたうさぎの頬に手を止め
「愛してるよ、セレニティ」


!!!

『愛してる』
……うそ……

「…………本当に?」
「あぁ、本当にわからなかったのか?」

…うそ……何か… 胸の奥がくすぐったい…

「……あたし…ネオ・クイーン・セレニティに復讐したいんだとばかり……」

「くくっ」
彼が笑う
うさぎを抱き寄せ
「嫌いな女の元へ、毎晩通ったりなどしない」

!! それじゃあ毎晩 あたしを抱いていたのは…

デマンドがうさぎを抱き締める

「……復讐か…確かに地球を追われた恨みはあるが、おまえが悪い訳ではない。こうして傍にいてくれれば、それで良い」
「………アロンとマナは…?」
「もちろん大事に育てるさ。おまえとの間に出来た子だからな」

 !! あたしとの…… じゃあ あたしここにいていいの? 必要とされていたの?
「セレニティ」


名を呼ばれデマンドの顔を恐る恐る眺めた
「ずっと、わたしの傍にいてくれ。絶対に離さんぞ」





………何度も言われた、その言葉…
ずっとネオ・クイーン・セレニティとキングに復讐するために…… あたしを閉じ込めているんだと……

ネオ・クイーン・セレニティには触れることが出来ないから……身代わりにあたしを抱いているんだとばかり思ってた


もっと早く…… 『愛してる』この言葉を聞いていれば……



「……デマンド、ごめんなさ…っ」
うさぎは瞳に涙を浮かべて謝った

「泣くな」
デマンドが頭を優しく撫でる

「……だって…あたし…」
「よい、泣くな」
デマンドがうさぎを抱き締めた

そのまま二人の唇が重なる…


! うさぎの体に何か熱い物があたる

「……?」
唇が離れると下を見た。男根が興奮している…


「………デマンド…」
「おまえがあんまり可愛いのでな。朝からだが……いいか?」
「……うん…」

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