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バイオハザード
官能リレー小説 - 二次創作

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バイオハザード 23


その後も、男達は2人を犯し続けていた。
シンディは反応が薄れ、わずかに声を漏らす程度になり、男達は飽き始めていた。
「コイツはまだ元気だな。」
シンディを解放した男達が、アリッサに群がる。

獣だ…アリッサは思った。極限状態では人間の理性など簡単に崩れる。自分を襲った化物と、この男達には、違いなどない。両方とも同じ、ケダモノだ。

アリッサが諦めを見せた時、バーの外から、おぞましい雄叫びが聞こえてきた。
男達は硬直し、恐怖の表情を浮かべながら、周囲を警戒している。
突然、何かが2階の窓を弾丸のような勢いで突き破り、バーのカウンターに着地した。
深緑の体は筋肉の鎧で覆われ、両腕には鋭いカギヅメが鈍い光沢を放つ。爬虫類を連想させる顔は、ギザギザの牙が生え揃った口が耳まで裂けていた。

赤く光る眼が憤怒に燃えさかる。
自分の獲物に手出しをされたからである。

男達が悲鳴をあげ、逃げ始めると、ハンターは怒りの雄叫びをあげ、男達に襲いかかった。
ハンターが疾走し、ツメを振るたびに、男達の体がボロ布のように切り裂かれていく。

バーの中は地獄のような光景が広がっていた…



激しい欲望がハンクを襲っていた。
肉棒が猛々しく勃起し、理性が吹き飛びそうになるのを必死に堪えている。
原因は隣りに座っている、エルザであった。
化粧っ気が無く、男勝りな彼女であるが、素のままで充分過ぎる程に美しかった。
バイクスーツの胸元は大きく開いており、ノーブラの為、豊かな乳房の谷間が見えている。
「大丈夫か?震えてるぞ。」
エルザが聞いて来る。
「…なんでもない。」
ハンドルをにぎる手が汗ばむ。
つい先程、アネットを犯し、たっぷりと射精したばかりだというのに…
このまま、エルザを犯してしまいたい欲望に駆られていた。
(やはりウィルスの作用か…)
ハンクが、そう思った時、悲鳴が聞こえた。
一瞬迷ったが、ハンドルをきり、悲鳴のもとへ車を走らせた。
「なんだ?どうしたんだよ!急に!」
エルザが言う。
どうやら彼女には聞こえ無かったようだ。ハンクの異常発達した知覚が、悲鳴を拾ったのである。
「ひいっ!いやあぁー!!」
身を寄せ合い悲鳴をあげるシンディとアリッサ。
すでに2人とハンター以外、バーの中に動く者はいなかった。
ハンターは2人に詰め寄る。大事な獲物…
籠に入れておかなければ。
ハンターが2人を捕らえようと近付いた時、バーの入口に気配を感じた。
振り返ると、そこにはバイクスーツの女が立っていた。
「うお!ばッ!化物!」
エルザはとっさに銃を構えたが、ハンターの存在に動揺してしまい、引き金をひくのが、わずかに遅れた。
ハンターは素早い跳躍で、エルザに飛び掛かり、瞬く間に押し倒した。

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