PiPi's World 投稿小説

バイオハザード
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 9
 11
の最後へ

バイオハザード 11


ジルと落ち合う予定の警察署に着いたレジーナ。しかし、そこには誰もいなかった。
激しく交戦した形跡が見られる…なにか強敵が現われたのだろうか?
ジル程の者が撤退を余儀なくされる程の…
レジーナは戦闘に備え、警察署内で弾薬などを探す事にした。

ドアを開けた瞬間!
ゾンビが襲いかかってきた!しかもドロドロに腐蝕したゾンビである。
レジーナが距離をとろうとした瞬間、ゾンビが口から液体を吐き出した!
胸元から足まで、腐汁を吐きかけられたレジーナは、舌打ちをしながらゾンビに銃弾を撃ち込み、破壊した。

はっ!と気付くと、腐汁のかかった所が、ジュウ!と音をたて、溶け始めている。ゾンビが吐いた物は、強酸に変化した、胃液であった。
「くっ!しまった!」
レジーナは、瞬時にナイフを使い、ボディースーツを切り裂き、脱ぎ捨てた。普段からボディースーツを使用する時は、運動性を高める為、下着はつけないでいる。その為、ボディースーツを脱いだ彼女は、グローブとブーツ以外、なにも着ていない全裸状態になっていた。
「最悪だわ…着る物を探さないと。」
それでも彼女は冷静さを欠く事は無く、銃をかまえながら、進んでいった。

運良く更衣室を発見したレジーナだが、ここに到るまでに、ゾンビの集団に遭遇してしまい、撃破するのにマシンガンを使い切ってしまった。
残りはグレネードランチャー数発と、ブーツに装着したハンドガンだけである。

「チッ…ツイてないわ。」
愚痴を呟くとロッカーを開けて、服を探し始めた。
ふと気配を感じ、グレネードランチャーを構え振り向いた。
そこには緑色をしたゴリラのような化物が立っていた。全身に盛り上がった筋肉に埋められた体は、ゾンビなど比べ物にならない戦闘力がある事を見て取れた。


レジーナは、後悔していた。敵は多分、俊敏な運動性を持っている…今、構えているグレネードランチャーは単発式だ。避けられれば、この距離なら一気に飛び込まれる…ハンドガンならば、連射がきくが、ブーツから抜いてる間に距離を詰められてしまう。

ハンターは慎重に身構えた。館で背中を撃たれた時を思い出し、レジーナの持っている物が、危険な物である事を理解していたのだ。
だが、目の前にいる全裸の獲物を見逃す事など出来なかった。ハンターは欲望を抑え、チャンスを待つ…

しばらく睨みあっていた両者だったが、先にハンターが動いた。雄叫びをあげ、高く跳んだ!レジーナは素早く照準を合わせる。空中では方向転換は出来ない。勝利を確信して、引き金をひく。
その瞬間!
ハンターは天井を蹴り、真下に急降下した。グレネード弾は天井にあたり爆発する。

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す