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まぶらほ
官能リレー小説 - 二次創作

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まぶらほ 9

学園の授業は当の昔に終わり、校舎に残っている生徒はほとんどいない・・だが、理科室の窓からはグラウンドで部活動に精をだす生徒達の姿が確認できる。
(ああ・・・な、なのにどうして私はこんな破廉恥な事をしているのだ?わ、私は何時からこんな恥知らずな女に成ってしまったのだ・・・少なくとも・・アイツと・・会う前は・・こんな事・・こんな破廉恥なこと・・)
「ああ・・・式森・・ん・・式森・・こんな・・所で・・駄目ぇ・・」
凜は右手で自分の女性器を愛撫するだけでは飽き足らず、制服の前を肌蹴ると、意中の男性の名前を口にしながら、自らの胸に手を伸ばす。
『凜ちゃん・・凜ちゃんのオッパイとっても柔らかいね』
「あ・・式森・・何処触って・・ん・・だ、駄目だと言っておろうが・・」 
彼女が心に思い描く少年は、少しだけ意地悪そうな笑みを浮かべると、少女の小ぶりな胸に手を伸ばしてくる。
『フフフ・・・凜ちゃんの胸。小さくて可愛いよ』
「ああ!ち、小さいとか言うな!!」
妄想の中で凜はコンプレックスを指摘され羞恥に悶える。
『あれ?胸の事気にしてるの?大丈夫だよ。僕、凜ちゃんの胸大好きだから』
「ああ・・・し、式森ぃ・・・」
『こうすると気持ちいいのかな?あ・・先端が固くなってきたね・・』  
「だから止めろ・・んぁ・・や・・摘まないで・・痛いぞ・・式森・・」
もちろん現実の和樹は教室の外から凜の淫らな一人遊びを観察しているだけであって、実際に乳首を摘まんでいるのは、凜自身の指だ。
だから凜さえ手を止めれば、この痛みは治まる・・・だが、彼女の指先はまるで彼女自身とは違う意思を持ったかのように少女の胸を責め続けた。
(なんで・・こんな事・・でも止められない・・)
理性は必死で今すぐにこの自慰を止めよと命じているが、本能はむしろ更なる快楽を望み、ぎこちない、だが淫らな指遣いで股間の女性器を愛撫する。
『凜ちゃんの・・ここ・・見せてよ?』 
「駄目・・あ・・ん・・し!式森・・そこは・・絶対・・や・・」    
『やっぱり素っ気無いパンツ・・あ・・ちょっと濡れてるよ?』  
「そ、そんな訳無いだろ!!や・・止めろ・・見るなぁ・・」   
『邪魔だから取っちゃうね?うわぁ・・凜ちゃんのココこんな風になってるんだぁ・・』  
「馬鹿!止め・・あ・・駄目!駄目だぁ・・式森・・勘弁してくれ・・」
『やっぱりココ・・ジットリ濡れてる・・こっちも触ってみようかな?』  
「だから・・そんな訳・・え!?絶対だめぇ・・あ・・やぁ・・」  
口では駄目と言いつつも、彼女の右手と左手では、本能の命じるままに乳房と股間を愛撫する指の動きに、さらにネチッこさが増していく。
『んークリも・・立ってきてる・・やっぱり感じてるんだ・・嬉しいなぁ』  
「そんな訳・・駄目・・あ・・式森・・あぁ・・うぅ・・私・・私・・」  
『イキそうなの?ふぅーん、凜ちゃん凄く感じ易いんだ・・じゃあ僕の指でイッテよ・・』  
「あ!あふぅ・・式森・・式森!だ・・駄目・・何か・・何か来るぅ!」
実は凜は今まで自慰での絶頂の経験はなく、これが初めての経験だった。
だが、・・・否だからこそ凜はこの快感を極めるまで途中で止める事は出来なかった。  
『凄いよ凜ちゃん!凜ちゃんの愛液溢れ出してくるよ!!』 
「や・・駄目・・本当・・もう駄目ぇ・・あ!あ!アアアア嗚呼アアアアああアアあああああああ!!!!!!」
凜の最後の淫声はかなり大きく、もし廊下に人が居たら間違いなく聞かれていただろう。
だが、幸いにも(或いは不幸にも)理科室の前の廊下に居た生徒は、和樹だけだった。
「スゴイ・・・凜ちゃんもオナニーするんだ・・・」
(それもまさか相手が僕だったなんて・・・)
和樹はとっさに携帯電話に記録した映像を確認しながら、今しがた見せつけられた驚愕の真実を反芻していた。

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