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まぶらほ
官能リレー小説 - 二次創作

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まぶらほ 31

第七章

授業が終わったばかりの校庭では自宅に帰宅しようとする生徒達が、それぞれの友人達との会話を楽しみつつ歩いている。
しかし、そんな平和な光景にも関わらず、本作の主人公である式守和樹は、まるで脱獄囚のように誰にも見付からないように息を殺しながら、校門の植え込みの影で小さくなって隠れ潜んでいる。
日常的な光景の中で、和樹だけがまるで戦場にでも居るように周囲を警戒している姿は、傍から見れば滑稽そのものだったが、和樹本人にとっては大真面目だった。
(誰も居ないよな・・・)
やがて束の間人の流れが途切れ、周囲に人が居なくなると、和樹は植え込みの影から這い出し一目散に学校の外へと駆け出した。
(よし!今日こそ!!)
「あ!和樹さん!もう!探したんですよ!!」
「さあ、帰るわよ和樹!私達の家へ!」
背後から聴こえてくる音楽のような美しい声に、和樹は一瞬ビクッ!と身体を震わせると、まるで半分泣いているかのような微妙な笑みを浮かべて、振り返る。
「は、はい、玖里子さん、夕菜・・奇遇ですね。じゃあ、せっかくですから一緒に帰りましょうか?・・・ア、アハハハハハ」
宮間 夕菜(みやま ゆうな)風椿 玖里子(かぜつばき くりこ)そして神城 凜(かみしろ りん)。
葵学園が誇る美少女三人に手を出していた事がばれた翌日、和樹と彼女達三人の間で行われた話し合いは、最初こそ和樹の弾劾裁判の様相を呈していたが、やがて思わぬ方向に話が流れていき、結局和樹とその遺伝子を夕菜達三人の共同管理下に置く事。和樹の管理と誰かの抜け駆けと独占を封じる為、当面の間家を借りて四人で共同生活を送る事で合意された。(当然和樹に拒否権は無かった)
それからほぼ半月が経ったが、その共同生活は和樹にとって天国で地獄だった。
「和樹さん。昨夜は最後玖里子さんの中に膣内射精しましたから、今夜は私から可愛がって下さいね?」
「名に言ってるの夕菜ちゃん?昨日は確か夕菜ちゃんは八回も和樹に射精してもらったでしょう?私は五回しかもらってないんだから、後三回は和樹のザーメンを貰わなきゃ」
夕菜と玖里子は和樹の右腕と左腕にそれぞれの腕を絡めながら、口々にエッチなオネダリをする。
「いや、あの、さすがに今日は勘弁してくれませんか?このペースで犯り続けたら、本当に衰弱死しちゃいますよ・・・」
和樹は疲労の色を滲ませながら、気弱な口調でそう哀願する。
「何を言っているんですか和樹さん?そんなの私だけじゃなく玖里子さんと凜さんにまで手を出した和樹さんが悪いのですよ?和樹さんには私達全員をちゃんと満足させる責任が在るんです」
「そうよ和樹。大体そんな事言って実際にエッチを始めたら、むしろ和樹の方が離さないじゃない。昨日なんて夕菜ちゃん途中から半分失神してたわよ」
「うっ・・・」
ヤリタイ盛りの高校生が極上の美少女を恋人にすればツイツイ求めてしまうのは必然だ。
まして彼女達の肉体は抱けば抱くほど女として開花していき、味わいを増していく。その為気が付くと和樹は共同生活が始まって半月の間。毎晩無我夢中で一晩中彼女達を貪り、朝の日が昇る頃ようやく疲労から泥のように眠るを繰り返していた。
(そうなんだよな・・・エッチしてると途中からまるで自分が自分で無くなるみたいに、ただ、夕菜達を抱く事しか考えられなく成るんだよな・・・おかげでここ最近ずっと寝不足だし・・・)
和樹は昼間の気弱な自分と、夜の自分のギャップに内心首を傾げる。
だが、そんな躊躇や戸惑いも、少女達の美しい裸体を見た瞬間にどこかへ吹っ飛んでしまうのだった。




「か、和樹ぃ、んあぁぁっ!も、もっと激しく!んはぁぁっ!」
「和樹さぁん。玖里子さんばっかりずるいですぅ!わ、私も可愛がって下さぁい・・・」
「う、うん。ごめんね夕菜」
和樹は玖里子の秘所に刺さった肉棒を一旦引き抜くと、亀頭を夕菜の膣に宛がいグッと奥へと押し込んだ。
「アアンっ!か、和樹さんのが、奥にグリグリ・・・好きぃ!和樹さんのオチンポ大好きです!!」
「か、和樹ぃ・・・私のオマンコまだイッてないわよ」
「す、少しだけ待って下さい玖里子さん・・・くぅ、す、スグに戻りますから・・・」
二人の美少女を同時に満足させる為、和樹は並べられた二つの美尻の間を行ったり来たりしながら必死に腰を振り続ける。

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