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まぶらほ
官能リレー小説 - 二次創作

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まぶらほ 16

朝食を食べ終えた和樹は、しばし食後の短い余暇を楽しんでいた。
以前は遅刻の常習犯だった和樹も、可愛い女の子が毎朝迎えに来てくれるように成ってからは、体内時計が正常に成ったのか、日々早起き出来る様になった。
和樹が住んでいる学生寮は、築三十数年と古く、居住環境が悪い代わりに学園から五分という好条件の立地に在るとはいえ、(イヤだからこそ)月曜日の朝をこれほど余裕を持って行動出来るなど、少し前には考えられなかった。
(ふ〜・・・料理は美味しいし、美少女だし、床上手だし、これで嫉妬深い所が無ければ最高の彼女なんだけどな・・・)
和樹は台所で食器を洗っている夕菜の後ろ姿を見ながら、そんな事を考えていた。
(奇跡的にまだばれて無いとはいえ、僕が玖里子さんや凜ちゃんともエッチしてるってばれたら、今度こそ殺されるかも・・・)
数週間前。和樹は自分の内に生まれた得体の知れない衝動に従い、宮間 夕菜(みやま ゆうな)風椿 玖里子(かぜつばき くりこ)神城 凜(かみしろ りん)という三人の美少女と関係を持った。
そしてその関係は現在も続いていた。(つまり和樹は三股を掛けていた訳だ)
幸い奇跡的にもまだ彼女達にはばれていないとはいえ、このまま全員と関係を続けていれば、遠からず真実が白日の下に曝されるだろう。
そうなれば夕菜だけでは無く、玖里子や凜も怒り狂うだろうし、恐らくその日が和樹の命日に成るだろう。
だが、そんな危機的な状況にも関わらず、和樹はそれほど恐怖を感じてはいなかった。
(僕ってこんなに図太い性格してたかね?)
和樹自身内心首を傾げているのだが、その変化を彼自身は良いものだと捉えていた。
「フンフン♪フフン♪フンフフフフ〜ン♪」
和樹がまったりと朝の一時を過ごしている間も、夕菜は制服の上にエプロンを掛けた姿で、楽しげに鼻歌を歌いながら、食事の後片付けをしている。
そんな夕菜の後ろ姿を見ている内に和樹の心の中に悪戯っ子のような邪心が芽生えてくる。
「キャ!か、和樹さ?・・・んっ、くちゅ、ちゅぱ・・・」
和樹は台所で食器を洗っている夕菜に気付かれないよう慎重に近付くと、背後から彼女の細い身体を抱き締め、驚いて振り返った夕菜の唇に強引に自分の唇を重ね合わせた。
「んっ、くちゅ、ちゅぱ・・・ごめんね夕菜・・・夕菜の後ろ姿を見てたら、僕のオチンチンまた大きく成っちゃた」
そう言うと和樹はスカートの上から夕菜のお尻に自分の勃起した肉棒を押し付ける。
「だ、ダメですよ和樹さん!・・・い、今からエッチな事してたら、学校に遅刻してしまいます・・・が、学校が終わった後で良ければ、幾らでもご奉仕して差し上げますから・・・」
「大丈夫!まだ三十分位あるし、急げば十分間に合うよ!・・・それにオチンチンがこんなに大きく成ったままじゃ、それこそ学校に行けないよ」
和樹はズボンのチャックを下ろし、中からビンビンに勃起した赤黒い肉棒を取り出す。
「ゴク・・・」
「フフフ・・・何だかんだ言って、夕菜もして欲しいんでしょう?」
「い、厭らしい事言わないで下さい!!」
だが、そう言いつつも、夕菜の瞳は、和樹の股間の肉棒から離れなくなってしまっていた。
「ねえ、イイだろ夕菜?」
「あ、ああぁん!・・・ダメ、ダメです和樹さん・・・んっ、胸を弄らないで下さい・・・あンンンンンゥッ」
和樹は背後から甘えるように抱き付くと、エプロンの上から夕菜の胸を揉みし抱く。
「フフフ・・・夕菜は本当に感じやすい身体をしてるね」
「んんっ、あぁっ!・・・か、和樹さんが毎日のようにエッチな事するからじゃないですか・・・んっ、あああぁ!か、和樹さんが、私をこんな身体にしたんですよ・・・」
夕菜は全身を這い回る和樹の手の動きに徐々に快感を感じ始めているようだ。

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