戦争 11
リニスを庇うように塹壕の底力でリニスの身体に覆い被さっていた僕のチンコが堅くなっていく。
「隊長、こんな時だけどセックスしていいですか」
「えっ?」
今まで死の恐怖で震えていたリニスが、驚きの声を上げる。
「隊長のこと、抱いていたらこんなに堅くなっちゃいました」
堅くなった逸物をリニスに擦りつける。
「あっ…」
「このまま死ぬかも知れないんです。
せめて、種だけでも受け取って下さい」
「そんな…こんな所で…」
僕はリニスの答えを聞き終わる前に、身体を伏せたままリニスのズボンを脱がせ、自分のズボンも脱いだ。
手でリニスの股間を触ってみると、命の危機に反応したマンコは、子種を求めるように濡れていた。
「んっ…」
僕はリニスの割れ目にチンコを差し込む。
身体を起こすと攻撃が当たるので、リニスの身体を這うように動き挿入する。
リニスの膣は死への恐怖から、子供を残そうとキツく締まって、精子を絞り取ろうとしてくる。
「隊長、すごい締め付けですよ。今出したら妊娠確実ですね」
「こんな時に隊長はやめて…いつものように名前で呼んで…」
リニスの身体が震えていた。
「リニス…、君は僕が命に代えてもちゃんと守る」
「ほ、本当に…?」
「あぁ、だから万が一時の為に、僕の子供を産んでくれ!」
キュッ!
リニスの膣が締まり、奥の当たり具合が変化する。
子宮が下がりより孕み易くなったようだ。
「あぁ…リニス、リニス!」
「あぁん!あん、あん!」
僕達は密着したまま前後に揺れる。
僕の身体で潰れたリニスのおっぱいの柔らかさ。
ちんこを包むオマンコの暖かさが、僕にまだ絶望的な戦場で生きていられて、いることを教えてくれた。
「僕達は!生き残る!生きて、生きて、いっぱいエッチするんだ!!」
「あん!あっ!んっ…赤ちゃん、ちょうだい!いっぱい!あっん!ちょうだい!!妊娠させてっ!!」
僕達の行為の激しさに合わせて、銃声と爆発音も激しさを増す。
僕達はお互い耳元で怒鳴り合うように、相手に感情をぶつける。
「孕め!孕め!孕め!!」
「いいっ!!奥にコツコツいいっっ!ママに、私ママになりたいぃぃっ!!」
密着した結合部から垂れた、色んな液が僕達の身体を汚して行く。
興奮がピークを迎えようとした時、僕の脇腹に熱い物を感じた。
それでも腰は止まらず、横目でチラリと確認する。
そこには砲弾の破片が刺さっていた。
「ちょうだい!私のおまんこにっ、赤ちゃんちょうだい!!」
リニスは僕の変化に気付かず、赤ちゃんをせがんでいた。
彼女にはケガはなかったようで僕は安堵する。
「くっ…このおっぱいも!おマンコ!僕の物だ!誰にも渡さない!渡さないぞ!!」
「んっっ!いいっ…!!あっあっあっっ!!」
下半身の限界がついにやってくる。
もう射精を抑えられない。
「出る!出る!射精るぅぅっ!!」
「あぁぁぁぁ、ひぃくぅぅぅぅうっ!!」
今まで出した事の無い勢いで、精液が飛び出ていく。
リニスの膣がそれを全て受け止める。
射精はいつもより長く続き、僕の命を全て精子変えるかのように続いた。
いつまでもリニスの膣内に出し続けたい、この女体を堪能したい、その気持ちで頭がいっぱいになっていく。
だか、それとは裏腹に意識が朦朧となり、視界が白く霞んでいく。
そして、僕はリニスの荒い息づかいを、微かに聞きながら意識を失った。