姉貴 8
限界を迎え、洪水のように愛液を漏らしながら絶頂に達する。その瞬間、蒼音の身体にも電流のような快感が押し寄せた。たまらなくなった蒼音は、もう一方の手で自らの秘所を弄りながら、妹とともに絶頂の波に溺れていった。
朱音はふと我に返った。どうやらしばらく気を失ってしまっていたらしい。体の芯にはまだ快感がくすぶり続けている感じがするが、下着などは新しいものになっていた。姉が着せてくれたのであろう。
改めて先ほどまでの状況を思い返す。あれほどの快感は今まで経験したことがなかった。
自分の中にあのような感覚が眠っていることなど、今までは考えたこともなかった。しかし、この強烈な快感を知ってしまった今、この快感なしではいられない、そんな感触を朱音は抱いていた。
そして次の日。朱音はいつものように学校へ向かった。授業を受け、部活に励む。昨日までと変わらない生活・・・のはずであったが、あの体験で性的に目覚めてしまった朱音は、事あるごとに昨日の体験を思い出していた。