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デーモン シード
官能リレー小説 - 同性愛♂

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デーモン シード 8

「…美しい…。」
誰かが思わずつぶやき、次の瞬間、自分の口にした言葉に気付いてハッと口をつぐんだ。
だが口には出さずとも、その光景を見ていた誰もが内心で同じ感想を抱いていた。
それはもはや茨城茂という少年ではなく、人の形をした美しい一輪の花であった…。
彼の性器より下は完全に変型し、一部は床に無数に蔓延るデーモンシードの蔦と同化していた。
まるで地に根を張った樹木のようだ。
「人間が…植物になった…!?」
「デーモンシードの目的は、一体何なんだ…!?」
だが次にデーモンシードが取った行動は一同を更に混乱させる。
「蔦が女性研究員の方へ伸びて行きます!」
「彼女も植物に変える気か!」
「いや、これは…。」
裸で床に横たわる女性研究員に向かって一本の蔦が伸びていく。
その蔦の根元は…少年の性器に咲いた花に繋がっていた。
蔦は女性研究員の性器へと挿入されて行く。
女性研究員の身体がピクンッと反応した。
不意に少年の股間に生える花弁がうねりながら閉じた。
女性職員に差し込まれた細い蔦が隙間から出ているだけで、完全な密閉状態だ。
どこかの部族が身に付けるペニスケースの様だった。それを妖しげに美しい花となった少年が装着しているので荘厳な印象だ。
「どうしたんだ?動きがおかしい」
誰かが言う。
花と化した少年が身をくねらせる。
まさに花の舞いといった雰囲気で恐ろしい感じはしない。
それどころか、化け物に取りつかれた被害者というよりも正義の味方にすら見えてくる。
そんな風に感じられるのは、他の被害者と同じく洗脳する音波を画面越しに出しているからであろうか?
それがはっきりするのはまだ先の事だった…。
少年の股間で閉じた花びらの隙間からわずかに白濁した雫がにじみ出た。
中の男性性器が自らが放つ先走りにまみれていると推測出来た。
尿道から生えた蔓は茂少年に内部からの刺激を与え続けているらしい。
「中学生には刺激が強すぎる…」
誰かが茂少年に対してそんな事を呟くが、その言葉は実は他の中学生にも当てはまる言葉だった。
どういうわけかこの映像は見学に来ていた少年達の前でも放送されていた。
彼等はその映像から目を離す事が出来なかった。
自分と同年代の少年の痴態。そしてその男根から出る蔓の先端には全裸の女性職員。
興奮するなというのが無理がある。
彼等が全裸になるのにそう時間はかからなかった。

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