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デーモン シード
官能リレー小説 - 同性愛♂

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デーモン シード 7

「事態はそんなに簡単なことではないんです。施設のD棟にデーモンシードの一部がいて壁を破壊し外に出て成長している。核を破壊すると言ってもその核の場所が分かりません」
「所長代理、大変です!少年が一人行方不明です」
「なに?」
ビー、ビー、ビー
けたたましい警報音が鳴り響く。
「今度はなんだ」
「緊急事態発生、D棟の防護隔壁が開いています。緊急事態発生、D棟の防護隔壁が開いています」
「カメラで確認、行方不明の少年が手動で開けた模様。ただ少年の動きがおかしくどうやらデーモンシードのフェロモンで錯乱状態にある可能性が…」
「全研究員、および子供たちの避難準備。データを持ってこの島を放棄する。この少年は気の毒だが…」
「そんな」
「一人の少年のために50人近くの人命を危険に曝す訳にはいかないんですよ」
この異変は海上の艦隊も掴んでいた。
「施設のコンピュータに簡単に入れたと思ったら残ってる研究員のみなさん例の植物データ復元して対策に当たってたみたいですね」
「で、状況は」
「施設の監視カメラの映像です」
艦内のモニターに施設の内部が映し出される。
「データ照合終わりました。デーモンシードの影響下にある少年の名は茨城茂15歳と判明」
「中3の社会見学で事件に巻き込まれたのか〜、悲惨」
「きさまっ」
「お〜、こわ。睨まないで下さいよぉ」
「!!右上のモニターに巨影、デーモンシード本体と思われます」
「この場所、あの女性研究員が映ってた場所近くじゃないですか?」
こちらからの操作でカメラの向きを変える。
「ビンゴ!例の研究員発見」
「息はあるか?」
「ズームにして確認、肺が上下していることから息はしているみたいですね。疲弊しきってますけど」

「例の少年の姿を確認、まっすぐデーモンシードに近づいています」

「別のカメラでも確認できました。デーモン、シードと接触しました…」
少年の服はあっと言う間に引き裂かれ、あるいは溶解液でドロドロに溶かされ生まれた時の姿をさらす。
蔦は少年の体をするすると巻きついていき少年の体を持ち上げていく。
デーモンシードの蔦は少年の尿道とアナルに進入していく。
「ひぐっ」
少年は痛みでデーモンシードのフェロモンから解放された。
茂は事態がつかめなかった。記憶が欠け、ここがどこなのかもわからない。
わけもわからないままにツルのような物に絡め捕られ全裸にされている。体が完全に浮いている。
そしてどういうわけか興奮に剥けきっている物が得体の知れない植物に繋がっている…。
茂は逃げだそうともがく。しかしその動きはすぐに止んだ。
前と後ろからの刺激が少年を強制的に勃起させたからだ。
余りにも強すぎる快楽。少年の物がギンッと音を立てたほどだ。
完全に発情した少年は体を弓なりに反らして硬直した。勃起した物を突き付けるかのように…。
モニターを見ていた者は誰もが信じれらない顔になる、生物の進化上あり得ない事が起きたからだ。少年の一物からはつぼみの様なモノが出て怪しげだが引きつける花弁を開いていく。雄花と言うべきだろうか……雄蕊は宛ら肉棒そのものだ。
「臀部の異常肥大確認……」
「なに?」
少年のお尻は明に異常と思える程巨大化し足は退化して飲込まれるようにして消滅する。

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