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デーモン シード
官能リレー小説 - 同性愛♂

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デーモン シード 5


森の中に引きずり込まれたキャサリンを数本…いや数十本の蔦が襲った。
「イヤアァァァァァッ!!!助けてえぇぇ!!!」
パニックになったキャサリンは銃を乱射しまくるが全く効果が無い。
蔦の中の何本かは先端から勢い良く謎の液体を噴き出した。
それを浴びた途端、銃や防護服がドロドロと溶解し始める。
「りゅ…硫酸っ!!」
キャサリンは咄嗟に悟った。
だが蔦は更に液を吐き出し続け、容赦なくキャサリンに浴びせる。
ついに防護服も、中に着ていた戦闘服も溶け、液がキャサリンの皮膚に直接かけられた。
「ギャアアァァァァァッ!!!?」
キャサリンの断末魔の悲鳴が辺りに響いた…

…と思われたのだが…

「…あれ?」
服が溶けて露わとなった彼女の柔肌には傷一つ付いてはいない。
どうやら人体に“だけ”は無害らしい。
何とも都合の良い溶解液だが安心は出来ない。
装備品いっさいを溶かされてしまった彼女は文字通り生まれたままの姿を敵にさらけ出す事となってしまったのである。
豊かなブロンドのロングヘア、整った美しい顔立ち、胸囲100cmを超える自慢のバスト、鍛えられ引き締まっていながら肉付きも良いムチムチのエロいナイスバディ…全て白日の下である。
しかも手足は植物の蔦によって拘束されていた。
「く…くそっ!!」
キャサリンは体を捩って拘束を解こうと試みるが無駄である。
更に何本もの蔦が伸びて来て彼女の体の上を這い回る。
蔦は乳首やクリトリスなどの性感帯も刺激して来た。
「ア…アァン…ッ!」
まるで愛撫するかのような動きに思わず喘ぎ声が出てしまう。
(やだ!感じちゃう!相手は植物だっていうのに…!)
蔦は粘液を分泌し、キャサリンの体に塗り付けて来た。
媚薬作用でもあるのだろうか、体中が熱く火照り、まるで全身が性器になってしまったかのように疼く。
「アァ!!も…もうダメェ!イクゥ!アァ〜〜ッ!!!」
キャサリンは達してしまい、全身をビクビクと震わせた。
(しょ…植物にイかされるなんて…でも気持ち良い!我慢出来ない!)
一本の蔦がキャサリンの股間へ伸びて来た。
その先端部分はまるで男性器のような形をしている。
犯される!…とキャサリンは思った。
しかし蔦はキャサリンの股間を這うように蠢くだけで中にはなかなか入ってこない。
じれったいが相手は植物だ、自分の気持ちやムードなど関係無いのだ。
「いや、待てよ」
そう、相手は『植物』なのだ。
抵抗を止め体を預ける。
するとすぐに効果が表れた。
四肢を拘束している蔦が緩み地上に向けてゆっくりと沈んでいく。
「この蔦の先に本体があるはずだ、それに何とか他の部隊と合流しないと」
地上に近づくにつれ蔦の数が増えていく。
そして地に足が付いた状態でも抵抗せずにいると体に巻きついた蔦もほどけていく。
「よし!」
意を決して蔦を振り切るために走り去る。
動いたため再び蔦が襲ってくるが何とかそれを交わす。
「あれ?」
体がおかしい。
目がかすみ、視界が定まらない。
足が絡まり地面に倒れる。
「いったぁ」
だが起き上がる事が出来ない。
そしてそのままキャサリンの意識が途切れた。
米軍の降下部隊に遅れること20分上陸地点である南の浜辺に日本の自衛隊部隊が到着した。
「現在地の確認と先に降下した米兵のおおよその降下場所を特定しろ」
「は!」
「隊を二つに分ける、一つは当初の予定通り研究施設へ、もう一隊は米兵の援護に向かう」

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