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次世代型鬼ごっこ
官能リレー小説 - 同性愛♂

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次世代型鬼ごっこ 2

彼女を抱く妄想で9人の鬼達は股間が疼いてきたのだろうケースを押さえ口元を歪ませている。
2つの球が膨れ上がり、竿を納める結合部からヌルついた液が漏れてきた。
しかし、納められた物は興奮に先走りを放出しているが勃起すらしていない。
薬草の効果だった。
彼等は射精どころか勃起しないようになっているのだ。つまりこのケースを装着さえしていれば、寸止め状態が維持される事になる。
鬼達はうなり声をあげ自らを奮い立たせる。
既にその必要も無いほどに熱狂しているのはポタポタと垂れる薄い汁で明らかだったが…。
賞品の女がどこかに隠れた。競技の邪魔をしない為だろうか?
それでも女の影は消える事無く、鬼を高ぶらせ続ける。
9人は扱くようにケースを握り締め、自らの物に刺激を与えている。
鬼達が股の角を握り締め、球をも揉みだす。それを止めたのは澄んだ鐘の音だった。
鬼達は股間から手を離すと開始地点に並んだ。
そして両手の指を地面につき、前足側の膝を立て後ろ足側の膝を地面につけた。クラウチングスタートに似た姿勢だった。
この様子を後ろから見ている者が居たら、尻の筋肉がギリギリと絞られるのがよく見えただろう。
それからケースから伸びた紐が彼等の背中に回って、わざとらしく大きな結び目を作っている事も…。

二度目の鐘の音で彼等は駈け出していた。女が居た辺りにまっすぐ突き進むと思いきや、早速バックの取り合いに変じた。
これは、鬼ごっこなのだからごく自然な事だった。
鬼と追われる者を兼ねた男達は複雑に走り回る。9人が入り乱れもはや、ゴチャゴチャしてきている。
追いかけまわすだけではない、いつしか武術の様な動きも織り交ぜられていく。
まさに混戦と言える状況だった。
唐突に桃色の仮面の鬼が戦いと疾走の塊から抜け出した。
一旦距離を置き、混戦で疲弊した所を狙おうと言う魂胆だった。しかし距離を取る為に背を向けた行動を戦いにかられた鬼が見逃すはずもない。
桃色の仮面の背中に手が伸びる…。
誰かが結び目を掴み、一気に引いた。それは鬼ごっこで言うタッチの意味合いがあった。
これで桃色の馬の仮面をした男は商品を貰えなくなった事になる。
下手に策を練ったせいであっさりと脱落した桃色の馬の仮面の男…悔しがる状況なのだが彼にはそんな余裕はなかった。
支えの紐を失ったペニスケースが先走りと共に雄の立派なシンボルを吐きだした。桃色の彼はこれで仮面以外全裸になった。
薬草の効果で勃起していない物がぶるんと揺れる。桃色の馬仮面は快感に暴れる物を握り締めた。
しかし、一向に堅くならない。先走りは放出しているのだが…。
もはや残りの男達の勝負を見る事も無く、薬で緑色になった柔らかい物をクチャクチャと必死で揉みまくる。
そして股間を弄りながら、優勝者が来る事になっている魔法陣の元へと向かい1つの円の中に胡坐をかく。

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