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忘れ去られた村の儀式
官能リレー小説 - 同性愛♂

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忘れ去られた村の儀式 11

「そ、それはそうだけど…」
確かに祭では皆で神輿を囃し立てる…
その神輿の役目を俺らがするってことなのか?…

「なに心配はいらん…この村のおなごたちは皆ここ何日も男知らず…その男たちは皆、同じ男にしか興奮せんようになっているで、心よく迎えてくれるじゃろうて…」

「そ、それって俺たちのことを性的対象で見るってことかよ?!…」
雄輔は信じられないといった口調で聞く…
「何を今更そんなことを言っておるんじゃ…そなた達の若い身体を狙っておる村人は大勢おるでな…こんな儀式が行われんかったら、おなごたちに寝込みを襲われるか、男たちに手込めにされるかは時間の問題だったんだぞ…」
司祭の言葉に三人は驚愕してしまう…
まかさ自分たちがそんな厭らしい目で見られていようとは、雄輔も徹も健成も…夢にも思ってはいなかったのだ…

そんな三人を神輿のように担ぎ上げた一行が、集落に到着するのに時間は掛から無かった。
陽は落ちたというに、一向に気温の下がらぬ熱帯夜…
夕涼みと称して、妻から逃げ出した男たちが多く外に出ている夜だった…

「何だべあの一行はぁ?…」
見慣れない褌一丁の青年たち…その頭上には全裸の少年が月光を浴び輝いている。

「あの上ん子…小野寺ん家の徹じゃなかね?…」
「うんだ間違いねぇ…小野寺徹の裸さ、おらが見間違える訳ねー…」
この村人、いわば徹のストーカー…徹のことだったら、それこそ徹の親よりも知っていた。

「ちょっと待て…徹のアソコば…おっ勃ってないか?…」
下からの見上げの位置ではそれははっきりとは確認出来ず、この男衆たちは吸い寄せられるようにして徹の一行に着いて行った…

「おっ、次の郡には健成と雄輔が掲げられとる…あの子たちも裸になっとるで…」
徹の一行に付いて行った男が声を上げる。

「んだなぁ…俺さ健成の逸物の方が興味あんで、あっちさ行くで…」
「そんじゃ俺は雄輔やな…あの爽やかば絵に書いたみてーな雄輔の逸物なんて、なかなかお目にかかることできねーからな…」

そうやって村の男たちそれぞれが自分の好みの少年を掲げた郡の後について行く…

「や、ヤバイよ…恥ずかしいよ…」
徹が下で身体を担いでいる男の一人に救いを求める…

「恥ずかしがらずに誇ってください…貴方の男根が一番立派なのですから…」
そう言うなり徹の尻肉を捕み高く掲げる…
後ろを歩く男たちに徹の聳え勃った男根を見せつけるように…

おおぅ!!…男たちから歓喜の雄叫びが舞い上がる…
月光を受けた徹の男根は、神々しいまでに光り輝いて見える…

「さすが徹だ…いつもに増して勃起してやがる…」
徹のストーカー的な男が声を上げる…
この男、徹の自慰行為を毎夜覗き見ていたのだ…

「おめぇの見立ては大したもんだ…おらぁ、徹はまだ子供だとばかり思ってたもんな…」

「馬鹿言え、この三人の中で一番早く精通したんは徹だぞ…今や毎夜欠かさず自慰に耽っておるは…」

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