だがそれも鈴口に触手の先端が侵入してきたことで終わりを告げた。
「ウッ！」
突然の刺激にドリバは身体を大きく仰け反らせると、声にならない悲鳴を上げた。
その反応を見て満足したのか、触手はそのまま奥へと進んでいく。そして尿道に侵入したかと思うとそこでピタリと動きを止めてしまった。
搾取が開始されたのだ。
触手はその先端部分をドリルのように回転させながらピストン運動を始める。
凄まじい勢いで抜き差しを繰り返す度に、尿道が激しく擦り上げられていく。
ドリバの精気は濃厚でとても美味だった。
ブラウンは自分の中に力が漲ってくるのを感じ、歓喜の声を上げる。
「おおっ…美味いなぁ」
ドリバを見た時、彼なら自分を満たしてくれるだろうと感じたが想像以上の収穫だった。
これほどの上質な精気の持ち主は滅多にお目にかかれないだろう。
ドリバは最後の一滴まで搾り取られると、何も出ないペニスをヒクヒクさせながら意識を失った。
触手はドリバの精気を全て吸い上げると、ゆっくりと尿道から引き抜かれていく。
その際、ドリバの身体がビクリと震えるのが見えたが、目を覚ます様子はないようだ。
「ああ…最高だ…」
未だに体の火照りが収まらない様子のドリバを見ながら、ブラウンは呟いた。
ブラウンはドリバの精気で力が漲っている事を感じていた。しかし、まだまだ足りない。もっとドリバを味わいたいという欲求が湧き上がってくる。
これ程までに上質な精気の持ち主をここで手放すのは惜しい、そう感じていた。