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牡馬の魔術・ユエン編
官能リレー小説 - 同性愛♂

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牡馬の魔術・ユエン編 3

だが、浮かんでくるのは屈強な男達の反り立ったペニスや硬そうな尻ばかりだ。顔ははっきり想像出来ないのに、男のシンボルばかりが力強く主張してくる。
なんなんだこれは。
俺は魔力で性癖までも変化させられてしまったのだろうか。
俺は性欲が薄い方で、女に対して執着をしてはいなかった…。しかし、男の趣味も無かった。
だがもう男の肉体をオカズに扱きあげている手を止める事は出来そうにない。
いつしか俺は沸いてくる雄の性欲に葛藤しなくなっていた。悩みを吹き飛ばすくらいに気持ち良かったからだ。
それにこのモンスター的外見ではもうまともな恋愛は出来ないだろう…。相手が男でも逃げるだろうが。

俺は男の尻を犯す妄想をしながら豪快に果てた。
長時間に渡る自慰に精根尽きたその場であおむけに横たわり、簡単な結界を張った。
結界と言っても明確に壁を作るわけではない、なんとなく嫌な気持ちにして人を遠ざける程度の力しか持たない。確実性にかける術だが、物理的壁を作って不信がられるよりかはずっといい。
とりあえずは飛び散った精液を適当にまとめて固めて石の様にした。魔法が使える体質になっているので非常に楽な掃除だった。
また横になろうとした時、誰かが駆け込んできた。結界を張っているから好き好んでこの路地裏に行く人が居るわけないのだが…。
あまりにも急だったので俺は全く反応が出来なかった。その侵入者は飛んでくる矢の様に駆け寄り、俺になにか液体のようなものを注入した。
俺はどうにか顔を確認しようとしたが、相手はどこかの部族が付けそうな派手な仮面をつけていた。
それ以降意識は途切れた。

気がつけば、どこかの地下室に吊るされていた。薄暗いが不衛生な環境ではないらしい。
俺は叫ぼうとして止めた…下手に人を集めれば脱出もやりにくくなる。
だがすぐに誰かが近寄ってきたので脱出の機会を逃した。
近寄ってきたのは俺を拉致した赤い覆面の男だった。
彼は全裸だった。
俺に接近を許しただけあって、逞しく鍛え上げられていた。
彼の股間のモノは今にも射精しそうな位に硬く立って脈打っていた。
「おおおっ!」
その陰茎は馬の巨根になった俺と比べても見劣りがしないように見えた。
俺の雄に対する興奮が伝わってきてるのか、目の前の男のモノが脈打ち始めた。
男はそれを隠そうとはしなかった。俺も同様だった。

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