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牡馬の魔術・ユエン編
官能リレー小説 - 同性愛♂

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牡馬の魔術・ユエン編 2

盛り上がった胸板に、バキバキに割れた腹筋。均整がとれている、恐ろしい程に。
俺の体が熱くなる。
その熱い視線は自然と下腹部へと降りていく…。
期待以上にいやらしい黒光りする巨根が反り立っていた。
俺はもう路地裏だと言う事も忘れ、左手で巨大な玉を右手で太い竿を握り締めていた。
その刺激だけでなんども暴発しそうになる。それほどまでに今の自分の肉体は興奮を高めた。
気分的なものだけでなく、肉体の感度も高まっているようだった。
ほんのわずか手を動かす度に悶絶すらしそうになる。
俺はおかしくなりそうだった。本当に精神までも発情した馬になるのでは、と思うほどだった。

突如、目の前の古い鏡が新品のように澄みわたりサイズも大きくなっていく。肉体をもっと見たいという欲望が目の前の鏡に作用したらしかった。
俺にこんな力は無かった、それどころかそこらの魔術師ですら持っていないだろう。
そんな力を引き出すくらいに俺の肉欲は強いのか?それとも別の要因が…。
とにかく鏡が大きくなったお陰で、俺の肉体は細部まではっきり見えるようになった。これで顔を隠せる格好いい衣装が現れたら便利なんだが、と思ったが流石に出現することはなかった。
気がつけば俺は思い付く限りのいやらしいポーズをとっていた。
肉棒を挑発的に振ってみせたり、馬みたいに四つん這いになって肛門に指を入れてみたり…。
股を大きく開き、誘惑する動作をしたりもした。

俺は完全に魅入られていた。なんども射精を繰り返し辺りが白く染まっていく。
壊れた蛇口のようにドビュドビュと精液を放つ肉棒に俺はまた性的に高められていく…。
鏡の中でてらてらと黒く輝く筋肉が踊る。それは時たま濃厚な白濁を放ち濡れる。
俺はそれが自分とは思えなかった、絵本の中のキャラクターのようにすら思えてくる。
絵本ならこの後唐突に美形が現れて、この美しい黒馬に求愛をするのがありきたりなパターンであるが…。俺は交尾相手を想像してみる。

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