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造られた生命と男
官能リレー小説 - 同性愛♂

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造られた生命と男 3

ジヌディンの不気味な柄のローブが大きく開かれた。
彼は下になにも着ていなかったのだ。
研究の成功の興奮にしっかりと立ち上がった肉棒が外気に晒されてジヌディンは体を震わせる。

この研究室には実験の成果と裸の男しか居ない、しかも誰もが勃起している。隠す必要性なんて無いのだ。
その官能的事実を思い出した彼は紋章入りのローブを脱ぎ捨てていた。
ジヌディンはもはや、コンソール操作すらしなかった。
このままほおっておいても餌が放出されるのは時間の問題だからだ。
操作を止めた彼は射精寸前のモノをあえてオーバーに振りながら、ガラス管の郡立する空間に歩みを進める。
そして、ホムンクルスと男の入ったガラス瓶を見やった。
ホムンクルスはジヌディンがここに来る間に一回り大きくなったようだ、不自然な黒さは変わらないが。
それにあてがわれた男達は快感に足を広げ、がに股状態になって浮いていた。
そんなのがいくつもライトで照らされているのだから、もはや卑猥どころではない。
唸る筋肉は重機のエンジン部みたいな力強さすら感じさせる。そしてギンギンに立ち上がった雄のシンボルは軍事兵器のようだ。
本当にヤバイのは彼等の足元に居る黒い幼児なのだが…。
男達の肉体が大きく反った。限界が近いのはジヌディンにもわかった。
双球が大きく持ち上がり、竿の根元がぐっと膨らむ…。
次の瞬間、囚われた男達は極上の餌を大量発射していた。放つ必要の無いジヌディンも男達の射精にあてられ、研究室の虚空に精液を飛ばしていた。

溶液の中を雲か綿のよう舞う精液はあまりにも濃すぎて黄色く変色している。ジヌディンの審査眼は正しかった。
その濃厚な餌の後ろで筋肉質な男達が失神して浮いている。股間のモノだけは逞しくそそり立ったままだ。
あまりにも濃すぎる光景にジヌディンは高まりを抑えられない。
先程精液を放ったばかりのモノをシコシコと扱きながら男とホムンクルスを観察する。
ホムンクルスはまたも大きく成長したようだった。
顔すらも確認出来るが、どれもこれも彫刻のように整った同じような顔だ。色が石のように黒いのでますます彫刻らしく見える。
その彫刻のような口が大きく開いた。

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