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見知らぬ土俵
官能リレー小説 - 同性愛♂

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見知らぬ土俵 2

流石におかしいと気付くが、もう遅い。
蔦は布地に絡まるようにしながらまとわりついてくる。
布自体も変化を始めている…。
白い褌がゆっくりと緑に染まっていき質感も草めいてくる。
脱ぎ棄てるか?そう思いはじめた時、奇妙な刺激が楓野を貫いていく。
痛い…。
なにかうずくような痛みが雄の象徴を先端から貫く。激痛と言うほどでもないが、奇妙な感触に楓野は股間を押さえて右往左往し始める。
尿道口に植物の一部がしっかりとはまったらしい。楓野は褌をずらしてその侵入に抵抗するが、亀頭に変質した布がピッタリ張り付いてどうにもならない。
まさに苦悶といえる状態。判断能力を失い、人目も気にせずのたうち回る。
突如、そのもがく動きが鈍った。褌の中の蔓の動きに強い快楽を感じ始めていたのだ。
変質していた布は肉棒の膨張を阻害しない。まるでゴムのようにしなやかに伸び始めた。
「うはああっ」
屹立した肉棒は音すらも鳴らす。
楓野は恐る恐る自らの股間に目をやる。
完全に立ち上がったモノが布を持ち上げている。布はぴったりと張り付いて形が丸見えだ。
裸体にスプレーで褌型に色を塗ればこうなるだろうか。全裸よりも恥ずかしく怪しさを感じる状態に更に股間を硬くしてしまう。
大きく広がった尿道が布越しに見えた。
今まさに精液を発射しようとしているかのように見え、楓野は恥ずかしさで倒れそうになる。
不意にその尿道の周りがポコポコと盛り上がった。細い蔓が布の下でうごめいていた。

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