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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 22

緑の仮面の男とその配下にさせられていた男を封じた大木がうねり始めた。
立ったまま挿入する行為により妖力の高まりが生じたのだ。
大木の内壁にこれまた透明な突起が生え、密着した男達の元へと伸びる。すし詰め状態で満足に体位を変える事も出来ない男に逃げ場はなかった。
俺の目の前で次々と黒い尻に挿入されて行く。逃げようと体を動かす者も居たがすぐに貫かれた。
一斉に快楽の悲鳴が起こり中の男は腰を震わせた。
ふと俺の前に透き通った枝が降ってきた。妙に太く人がしがみついても折れそうにはない。
俺を性的に責めるつもりかと少し身構えたが、どうも様子がおかしい。枝は硬化し、まるで建築物のような…。
枝は細い階段のように変化していた。中の男達から放たれる力と雄液によって変化が進んでいるらしい、階段の形状がはっきりしていく度に幹の中で黒光りする硬い尻の数々が弾かれたように震えて雄叫びがあがる。
なぜ男の絶頂で階段が出来るのか、よくわからない。
あの緑の仮面の男が俺達をどこかに誘導しているのだろうか、それともすぐ隣の少年が…。
俺は、無意識のうちに階段を上がり始めていた。少年がついてくる。
見下ろすと大木に閉じ込められた黒人の男数名が上空のこちら目掛けて精を放つのが見えた。その中心には緑の仮面の男が居る。
彼は顔をこちらに向けている。こちらの姿が見えているんだかいないんだか。
とにかく、仮面の下は快楽に目を見開いていると思う。
逞しい男達に取り囲まれ、尻を掘られまくったら気持ち良いに決まってるよな…。そんな事を考えていると仮面の男の肉体が跳ねた。
ドッビュッ!
そんな音すらしてきそうな豪快な射精を、俺めがけてした。
「あの男の快感はまだまだ終わりそうにないな…」
俺は前を向いてまた歩き始める。緑の覆面の男達はあっという間に見えなくなった。
結構高い所を歩いているようなのだが恐怖心はあまり無かった、というよりもなぜか高いという感じがしない。

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