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勇者が消えた?
官能リレー小説 - 同性愛♂

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勇者が消えた? 3

ムアークが覚悟を決め、ようやく状況を正視できた時。
彼等は、大木を取り囲む人々ペニスを見せつけるかのように腰をくねらす。彼らの顔は、締め上げられるような苦痛を耐えているような、苦しそうな表情をしていた。
袋の一つを部下の一人が指さして声を上げた。
「あそこに勇者様が!」
勇者らしい男の身体がビクンと跳ねると、花の袋の中に濃厚な精液をぶちまけた。
その量は凄まじく、彼の腰の周囲の蜜が黄ばんだ白に染まるほどだった。
他の者も、次々と射精して袋の中を白く染めていく。だが勇者の射精に比べると少し見劣りがする。だが、それでも相当な量であることに変わりはない。
しかも、袋が何度も伸縮し、揺れ、しばらく続くとまた中の男が射精してしまう。
(な、なんてことだ…。こんな恐ろしい魔物が居たとは…)
ムアークは目の前に広がる悪夢のような光景を見て戦慄した。
そして同時に、自分の中に眠る雄としての本能が目覚めていくのを感じていた。
やがて調査隊の男達がフラフラと花に向かっていく。花の香りに誘引されているのだ。だがムアークだけはその誘惑に打ち勝った。
(私は調査団隊長だぞ…!ここで無様に欲望に負けるなどあってたまるか!!)
ムアークは隊員達の背中を見ながら、必死に理性を保っていた。
隊員達はというと次々と服を脱ぎ捨てていく。ムアークが止める間も無く、全員が全裸になる。
「お、おい!何をやってるんだ!早く戻ってこい!」
だが誰も戻ってくる気配がない。それどころか、部下たちは互いに競い合うように自らの陰茎を扱き始めていた。
「なっ、お前たち、やめろぉっ!」
部下の行動を見たムアークは彼等を追いかけて引き戻すべきか迷った。しかし、そんなことをすれば自分も花に取り込まれてしまうだろう。そう思い、どうすることも出来ずに立ち尽くす。
その間にも、部下たちの手の動きはどんどん速くなっていく。

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