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海と少年
官能リレー小説 - 同性愛♂

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海と少年 4

キン!
金属音にも似た音が響き、絡み合って少年を包んでいる珊瑚が凝縮されて硬化した。そして、炎の魔人と化した少年を閉じ込める殻と化す。
その硬さはダイヤモンド並みであり、生半可なことでは傷一つ付かないだろう。
だが、その内壁は柔らかく少年を刺激し続けている。
少年はすっかりその快楽に夢中になり、夢中で腰を振り続けていた。
そんな少年に更なる追い討ちをかけるように、珊瑚の内部に変化が現れた。
一部が硬く突き出され、それが少年の尻の穴へと押し当てられる。
次の瞬間、それは一気に奥へと侵入した。
ズブゥッ…!
少年はその衝撃に思わず目を見開き、全身から鮮烈な炎のオーラを放つ。
少年を包む珊瑚の外殻がそれに反応して形状を変えていく。
ペニスと尻に合わさる箇所だけはそのままに、全体がまるで戦闘機かロケットのようなフォルムに変わっていく。
少年のイメージする強さというものが反映されて、より攻撃的な形へと変化したのだ。
少年はただひたすら快楽に身を任せ、腰を動かし続ける。
股間を突き出せば触手に包まれたペニスが擦られ、腰を引けば硬質化した珊瑚が肛門を押し広げて入ってくる。少年はこの上ない快楽を味わい、獣の如き叫び声を上げながら腰を打ち付け続けていた。
海中に喘ぎ声が響き続け、幾度精を吐いたかわからないほどに周囲が白く濁った頃、濁った海水の奥に戦闘機を思わせる尖ったシルエットが現れる…。

水の濁りが薄れて見えてきた物、それは戦闘機と蟹を融合した様な、有機的な装甲で覆われた巨大な何かだった…。


「ん″ッッ!!ぁあ″ぁッッ!!!」

戦闘機越しに、くぐもった獣の様な嬌声が微かに漏れている。装甲の中央下部には外部へと突き出た半球状のガラス質のコアがあり、内部が外から見えている。

その中には、戦闘機の内部の肉質な壁に四肢を埋め、肉壁から伸びる触手を全身に接続されて生体コアと化した少年の姿があった。

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