PiPi's World 投稿小説

聖水を浴びる者
官能リレー小説 - 同性愛♂

の最初へ
 25
 27
の最後へ

聖水を浴びる者 27

そして、それをシコシコと扱きあげながら自らの肛門に導く。若い野人三人は同族のペニスに魅了されていた。
彼等の肛門がグチュグチュとひくついているのは蔓に慣らされたからだけではないだろう。

蔓の球体の中に浮かび続ける彼等はついに腰をくねらせて互いに挿入をする。
三本の緑色の屹立が卑猥な三角を形成し、尻穴にゆっくりと入っていく。
「オ!オ!オ…!」
ズブズブとはまりこんでいく感触に三人の野人は野太い呻き声を漏らし始めた。
そして、しっかりと腰が合わさると三人はあまりの快楽に白目をむいた。
球体の中心部で三連結し本能的に腰をぶつけ合う三人の野人、まるで何かの機械の運動のようだった。
三人の快楽が球体の中いっぱいに広がる度に緑の球体は怪しく光り、脈打つ。
そして、野人の隠れ里に向かって空を流れていく。
緑の気球のような物体の接近、野人達が何人か飛び出して防御を固める。
人間による奇襲かと考えての行動だったが、裏目に出た。
前線に出ていた野人達が絡めとられ、持ち上げられた。
主戦力を一気に失ったことにより、他の野人達は一旦本拠地に戻り出入り口を完全に閉鎖してしまった。
仮面のセジュの指示によって城壁の上に詰めた野人とデミ・オークたちは、植物気球に対し槍を投げ火矢を放つ。
生木のため燃え上がりはしなかったが、熱によって弱ったのか動きがだんだんと鈍っていった。
栗の毬のように投げ槍を生やした植物気球が高度を下げると、吊り上げられた野人らが地面に踏ん張り蔓を引き摺って進行を遅らせる。
「ゴ・センバガ! ルバ・イ、セスランガ、イリャ!!」
トラノスの指揮に従い傭兵らは槍や矢を運び上げ、弓や投槍器のメンテナンスをこなした。
火の粉が舞う本拠地前の広場では、ふわふわと浮かぶ植物気球が野人たちの攻撃を受けて弱っていく。
辛うじて地面に根を張ることで本体を保ち、捕まえた野人らから精を啜って耐えていた。

SNSでこの小説を紹介

同性愛♂の他のリレー小説

こちらから小説を探す