Girls,be ambitious. 16
「俺たちこうなる運命だったんじゃないかな?…だからあんな夢…」
確かにあの夢は不思議だ…
だけどあの夢通りだとすれば俺は青海川にヤられることになっちゃうんだよな?…
「夢通りってことでもないじゃないかな?…夢はあくまでも夢だよ…」
俺がヤられるなんてあり得る訳がない…万が一に男とヤったとしてもそれは挿れる側に決まっている…
「そうか?…俺にとっては夢通りだけどな…篠崎のコレなんて色も形も全く一緒だぜ…」
なんだよ;…青海川の夢の中でくらい巨根であって欲しかったよ;…
「俺は夢の中では青海川のモンは見てねーけど…」
そんなモンが夢に出てこないでよかったとは思うけど…
「全く同じ夢って訳じゃなかったんだな…安心したよ…」
「安心?…」
「それゃそうだよ…俺のこんなモン篠崎に知られていると思っていたから気がきじゃなかったんだ…」
「こんなモン?…そんなこと言うなよ…自分に自信持てよ」
「自信?…そんなもん持てる訳ねーだろ?包茎短小の上に無毛なんだぜ…」
「そんなこと気にすんなよ…ここがどんなだって俺は気にしないぜ…」
男に興味がある訳じゃないんだ…
別に青海川のモンが包茎だろがパイパンだろうが関係ない…
「やっぱり夢と一緒だ…篠崎はそうやって俺のモンのこと励ましてくれるんだ…」
いや別に青海川のモノのことだけを励ました訳じゃないんだけど;…
「まぁ今日のところはこのぐらいにしないか?…授業終わったら皆廊下に出て来るからさ…」
そこにズボンとパンツを下ろした男二人が抱き合っていたら、言い訳なんて出来る訳がない…
「それじゃあ人の来ない所に移動しようぜ…一人で抜くのも忍びないだろ?」
確かにマックスに勃起した俺のモンは、もう理性だけでは収まりそうもないところまできていた…
青海川と別れたところで便所の個室に行くしかないだろう;…
「分かったよ…だから早く下履こうぜ…」
ここでごねたらまた青海川は何を言い出すか分からない…
それよりも今は、丸々晒した下半身を戻すのが先決だ;…
「ああ、それじゃあコレ交換な…」
そう言ってグレーのパンツを渡して来る青海川…
「な、何で俺がお前のパンツ履かなくちゃいけねーんだよ?!」
渡された青海川のパンツを手に、ちょっと声をあらげしまう…
「知らない?…江戸時代の若衆はセックスした後、相手と褌を交換したって…」
そんなの知るかよ;…
それにセックスしたのは夢の中だけで、現実にはまだしてはいないんだけど;…
「江戸時代にもゲイとかあったのかよ?…」
…まぁ何時の時代もなくはないんだろうけど…
「今よりも盛んだったらしいぜ…戦国武将なんてそれが当たり前だったみたいだからな…」
俺のパンツを身に付ける青海川…
身体のデカイ青海川にはやたらキツそうだ“…
仕方なく俺も青海川の穿いていたパンツに脚を通し、引き上げる…
まだ乾いてはいない青海川が出した先走りの跡が…俺のモンを冷んやりと包み込む…
「何か変な気分だな…人のパンツ穿いたのなんて初めてだ…」
今だ勃起している俺の竿がグレーの布地を持ち上げる…
「ああ…篠崎のモンを包み込んでいた布地が、今は俺のモンにこんなにフィットしてんだもんな…」
青海川にとってサイズの小さいそれは股間に食い込み…かなりエロく見える…
「そんな姿お前のファンの女子たちが見たら、卒倒しちまうぜ…」
毛が生えていたら確実に飛び出している筈だ…
「篠崎だって相当なもんだぜ…ラブオイルでも上から垂らしたみたいに濡れ濡れじゃないかよ…」
確かに残っていた青海川の先走りと俺が新たに出した先走りが混じり合い、パンツの中はかなり悲惨な状態だ…