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Girls,be ambitious.
官能リレー小説 - 同性愛♂

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Girls,be ambitious. 12

「ガマン汁かよ…」
青海川はそれに人さし指をそっと宛てがうと、肉腹に着いたそれをゆっくりと伸ばしていく。

「見ろよ、凄い粘着質だ。糸引いてやがる。」
青海川の指先と俺の頂きの先端は、ガマン汁によって確かに1本に結ばれていた。

「遊ぶなよ!!青海川だってガマン汁ぐらい出んだろ?」
俺は身を捩り、苦し紛れに開き直る。

「あ?、ああ…」
青海川の勢いは和らいだ。

見下ろすと、晒されたままの青海川の竿は、チョコンと上を向いていた。
その代物は、正しく"チョコン"という表現がぴったりな程に小振りな勃起ではあるが、それを見た俺は安堵した。

それは青海川のモノが、自分より小さいことを再確認できたからの安堵では無かった。
青海川が自分と同じように、この異常な状況にも関わらず、勃起していることへの安堵だったのだ。

「見んなよ・・自己嫌悪に陥るよ。」
青海川は恥じるように頭を垂れる。

「んなこと、気にすんな。青海川は青海川だろ?
成績優秀、スポーツ万能、おまけにモデル並みの長身と顔を兼ね揃えてんだぜ。
多少モノが情けなくたって、女は五万とやって来るさ。」

「女なんて関係ねーよ・・」
「・・・え?」
「翔祐、お前は情けない俺のモンでもいいのかよ?」
「青海川・・・」

拳をつくる青海川の手が震えていた。
見上げてくるその瞳は、涙で潤んでいる。

俺は覚悟を決めた。

「俺は青海川に興奮してんだ!」
半ずれになっていたパンツを勢いよく下におろす。
剥き出しになった俺の勃起は、ガマン汁を振りまきながら、バチン!と腹を打った。

「す、すげぇー!」
俺の汁を浴びた顔を青海川は高揚させる。
続けて、「触ってもいいか?」と呟くと、俺の返事を待たずとして、ソレを握ってきた。

「お、おい・・」
俺は反射的に腰を引くが、返ってその拳をきつくすることとなる。

「い、痛てーよ。もうちょっと優しく・・」
「ああ?、ああ・・」
青海川は手腕を緩めると、値踏みするかのように起立した竿を上下左右に動かしてきた。

「お、おい。止めろってっ!」
俺は後ずさりし抵抗するが、パンツは床に落とされ、その背は壁に行き止まされた。

「やっぱ、翔祐の凄いよ。」
見上げ来る青海川の瞳は、少年のように輝いていた。

凄いと言われてもそれは、13cmの平均に達するかどうかも微妙なモノで、
増しては勃起しているにも関わらず、先端はすっぽりと皮で覆われているのだ。

と、突然に青海川は人さし指と親指でソレを持ち返ると、
「剥いてもいいか?」と、その指を動かしてきた。

腰を引くと、冷たい壁に尻が当った。
「優しくだぞ・・いいか?ゆっくりだぞ!」

「分かってる・・」
摘まれた指先に、力が込められたのが、伝わってくる。
僕の太腿に力がはいり、間の双玉がきゅっと収縮していくのが分かった・・

仮性とはいえ、手を使わないと剥けることのない俺の皮は、普段からしっかりと中の亀頭をガードしているのだ。
オナニーも覚えた初めの頃こそは、それを楽しむかのように剥いてもやったが、
最近の俺は、剥くことさえおざなりに、射精へとまっしぐらに向かうのが常となっていたのだ。

ニュル・・・「くっぁ!!」

捲り下ろされた亀頭に外気が触れた。
見下ろすと、青海川の指の間から、ピンクに輝くそれが顔を覗かせていた。

青海川は指腹を使い、それを観察するように左右に動かす。
「臭うな・・」

その言葉に、俺は恥ずかしさを感じずにはいられなかった。
露出された亀頭のカリ下には、白いカスが幾つも貯まっていたのだ。

「悪い…なんか最近洗ってねーかも…」
こんなことになると分かっていたら、昨晩念入りに洗っておいたのにと今更後悔してしまう。

「いいさ…そんな所も翔祐らしいよ…」
「俺らしいって何だよぉ…今日はたまたまなんだぜ…」
「だから気にするなって、綺麗にしてやるよ…」
え?…
ペロッと舌で舐め上げられ、「うぉ!」…俺の下半身に電流が走った。

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